ある講習会を受講するため東京へ行ってまいりました。
講習会についてはあらためて書くこととしまして。
せっかくなので空き時間にラ・フォルジュルネを楽しもうと、5/3、5/4の2日で3枚のチケットを買ってありました。
と~こ~ろ~が~
このチケット、3枚とも家に置き忘れちゃったんですな、アハハハ。
あ~あ。
気がついたのはすでに新幹線に乗ったあと。
母に忘れたチケットを宅急便で送ってもらうように頼みまして、おかげさまで5/4の公演は見ることができました。
しかし、一番楽しみだった5/3・コロベイニコフの即興曲を聴けませんでした(号泣)。
見たのは以下のプログラム。
バッハ:3台のピアノのための協奏曲ニ短調 BWV1063
シューベルト:交響曲第8番ハ長調 D944 「グレイト」
小曽根真(ピアノ)
児玉麻里(ピアノ)
児玉桃(ピアノ)
上海交響楽団
大友直人(指揮)
シューベルト:交響曲第7番ロ短調 D759 「未完成」
シューベルト/リスト:さすらい人幻想曲ハ長調 作品15 D760 (ピアノと管弦楽版)
ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
フランス国立ロワール管弦楽団
ベーテル・チャバ(指揮)
バッハは未知の曲、シューベルトの交響曲も名前しか知らない。
唯一さすらい人幻想曲は原曲のピアノ版は知ってるけど、オケまじりのヤツは生で聴くのは初めて。
バッハは感動しました。緩徐楽章では涙がこぼれました。
弦楽+ピアノって繊細な織物のよう。美しいです。
会場が大きかったので、遠くで音が鳴ってる感じではあったのですが、音楽にドップリ浸れて幸せでした。
3台のピアノは、ピアニストがお客さんにお尻を向けるように(背中と言えばいいのに)川の字に並べられ、オゾネさんが真ん中、ショートカットの児玉さんが右、髪の長い児玉さんが左のピアノを演奏なさいました。
「グレイト」の第一楽章の途中で時計をみたとき、15時すこし前だったんです。
確か15時40分終了と書いてあったから、あと40分あるのか、長い曲なんだな、、、
と思っているうちに意識が遠のきまして、その後はキープオン夢うつつ、演奏終了の拍手で目覚めたのが15時50分近く。
長いっ!!!
なんて長い曲なんだ。途中でフライング拍手あったしな。
寝てしまったのは幸いだと思いました(笑)。
自慢じゃありませんが、交響曲を眠らずに聴けたためしがありません。
どんな曲だったのか、全く覚えておらず。。。
演奏後、上海交響楽団の方々がとても嬉しそうな顔をしていたのが印象的でした。
次の会場に移動する途中、広場に人だかりが。
みれば一段高い所にピアノが置かれています。
演奏が始まるのを待っていた紳士に「何が始まるのですか」とたずねたところ、「あそこにいるピンク色の人がピアノを弾くようですよ」
みれば品のいい天童よしみさんといった風情の女性がスタンバイしてらっしゃいます。
(本物の天童よしみさんは『庶民的』なんです ←フォローのつもり)
あれは誰だ、誰だ、誰だ、デビルマ~ン、と心の中で歌っておりましたら、その紳士がプログラムを広げて
「ほら、この方のようですよ」
と教えてくださいました。
その方は海老彰子さんだったんですねぇ
。
初めて生でお顔を拝見しました。
お隣には姉の裕子さんもいらっしゃり、連弾でシューベルトの軍隊行進曲を演奏なさいました。
もっと聴いていたかったのですが、次の公演の時間になったので移動。
国立ロワール管弦楽団。
こんな大勢のフランス人をみたのは初めてだ!と、妙に感じ入ってしまいました。
さっきだってあんな大勢の中国人をみたのは初めてだったんだけど、遠目には日本人と変わらないので、特に思わなかったんですよね。
「未完成」はよかったです。深いのう…。
交響曲なのに寝なかったのは、2楽章しかないからガンバレ自分、と言い聞かせていたのもあるけど(笑)、曲がわかりやすかったからだと思います。
さすらい人幻想曲オケありバージョンは、かつて乃琶さんに紹介していただきました。
原曲であるピアノ版のほうが圧倒的に有名ですし、どうやら録音も多くはないようで。
生で聴けるチャンスは、これを逃したら二度とないかもしれないので、気合い入れて聴きましたよ。
おもしろかったです。
指揮者はハンガリー人だったかな、結構な巨漢のおじ様で、ともにあらわれたピアニストがこれまた予想していなかったsoふくよか系マダムでいらしたので目を見開いてしまいました。
オケありバージョンは、ピアノソロの超難所を、弦が何事もなくサラ~ッと弾くところがなんともいえません(笑)。
それをいっちゃおしまいよ、みたいな。
シューベルトがピアノ曲に無理を持ち込んでいるということがわかるのであります。
想像だけど、原曲はピアノ五重奏ぐらいの仕事をピアノ一台にさせてるんじゃないかしらん。
うまく編曲されてるな~と思う部分もあれば、テイストが変わっちゃったな~と思う部分もあります。
掛け合いになっているところはけっこうシックリきますね。
どの楽器に置き換えられているのか観察するのも(聴くだけじゃわからん)楽しいです。
曲の最後に両手ユニゾンで盛り上がっていく、私の大好きな箇所があるんですが、オケ版はそこにオケが分厚く乗っかっちゃって、「さすらい人」なのにラッパが華々しく鳴って勇壮な感じになっちゃって、たぶん、オケ全体で盛り上がって終わりたいんだろうけど、ちょっとどうなんだろうと思いました。
全体のバランスでしょうから、そこだけ見てどうこう言えるものじゃないのかもしれませんが。
ひとつ確実に言えるのは、原曲よりピアニストは楽、ということです(笑)。
ふだんピアノリサイタルばっかり行ってるので、今回はよい経験となりました。
記念にリングノートをひとつ買いました。
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