2008年10月 7日 (火)

アンナ・マリコヴァ ピアノリサイタル 2008.10.3

081003_202602
■プログラム
ショパン:マズルカ44-1、41-4、63-2、63-3、ソナタ3番
シューベルト/リスト:ウィーンの夜会第6番
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
プロコフィエフ:歌劇「戦争と平和」よりワルツ96-1
グノー/リスト:歌劇「ファウスト」よりワルツ
■アンコール
2曲 題名わからず

2008年10月3日 名古屋しらかわホール
ピアノ:スタインウェイ

名古屋音楽大学主催のコンサート。
さほどの混雑はなかろうと思ったのが甘かった。
開演5分前に到着したらバルコニー席しかあいておらず、そこからの眺めというのが写真の通り。
ピアノは柵のアミアミにかくれ、やっとほそ~いスキマから顔が見えるという。
「見えない席」って存在するんですね。
外国の劇場で、安い席だとステージ見えないって話を聞いたことがあって、そんなことあるか~?と思ったんだけども、あるんだねぇ。
勉強になりました。

前半ショパンで後半ワルツ責めという、ちょっとおもしろいプログラム。

マリコヴァの演奏は、めちゃうま、技巧安定、華麗、奇をてらわない、オーバーアクションがない、くどくない、来て欲しいときに来る、つぼを押さえている。
理想のピアニストは誰ですかと尋ねられたら、今は「マリコヴァ!」と答えるでしょう。

マズルカはあまり感度がよくないので感想はパス(^^;)。
ソナタ3番はよかった~!
この曲は聴く専門で、それでもそれなりの回数聴いたことがあるのですが、細かいところはよくわかっていなかったらしい。
マリコヴァの演奏は、楽譜をめくるようにすごくよく聴き取れて感激。
ツブツブが明確でありながら押し付けがましくない音で、ほんとに上手いな~!というのが素直な感想です。
クライマックスはスターマインのあとにしだれ柳って感じで最高でしたハート達(複数ハート)

後半のワルツも楽しかったです。
ラヴェルだけは長くて眠くなった。。。
プロコは面白かった。これはCDを探そう。
最後のグノー/リストはブンチャッチャ、ブンチャッチャって派手なワルツで血沸き肉踊る?おもわず体が動きそうに。

アンコールの曲も面白かった。
1曲目は曲の始まりがクシコスポストの冒頭にソックリで、ユーモラスな曲でした。
2曲目は広いアルペジオの中に旋律が聞こえる美しい曲でした。

会場は大いに沸き、マリコヴァ先生、聴衆に投げキッスを送っていましたキスマーク

次に来日したときもぜひ聴きたいです。

大学の客員教授の演奏会だからなのか、アンコール曲の貼り出しもなく、CD即売会もありませんでした。
欲しいものがあったのでちょっと残念。

座席については最初にも書きましたが、私の前に座っていた小学生が実に落ち着きがなくて(飽きて聴いていられないんだと思う)さらに途中でボールペンをカチャカチャやりだしたのには参りました。
でも小柄な子だったので、大人がデン、と座っているよりも視界は良かったでしょう。
バルコニー席は今後も避けると思いますが、今回、席がどうでも、いい演奏はいい演奏なんだなということもわかりました。

| | コメント (0)

2008年10月 1日 (水)

ピアノ練習帳 10/1

■バッハ・インベンション11番を「根性で」早く仕上げようと試行錯誤中。
もう、1ヶ月以上同じ曲を弾くのはイヤだ! ←心の叫び
あ、これはインベンションとかツェルニー限定の話。
11番、短調の中では好きなほうです。
ちょいとミステリアスな響きがあって、コーダの絡み合いもカッコイイ。

■併走しておりますモーツァルトのハ短調ソナタ第一楽章、やや進歩があり、問題点続出(笑)。
途中で長調になると、うんざりするほど弾きにくい。
親指と小指が黒鍵に乗ってることが多くなるからだと思われ。
久々にスケールの練習をしてしまった。
あと、装飾音は弾かなくてもいいですか。
プロの録音を聴くと、5連符を4連符にとか、はしょってたりする。
この曲、iTunesで買った音源が一番気に入っているんだけど(演奏:カルメン・ピアッチーニ)弦をつま弾く音がするんだよねぇ。
どうしたらああいう音を出せるんだろう。
あと、脱力脱力脱力!
気づくと硬直している右手。

■愛するブラームス・インテルメッツォ。
先生から出された課題は
「弾かないで歌ってきてください。」
というもの。
ピアニスト・ルイ・レーリンクさんも、歌詞をつけて歌うことを薦めていらした。
とりあえずラララ~で。ときどきルルル~。
PTNAのHPでレーリンクさんの演奏ビデオをみられるんですが、とてもすてき。
このように弾きたい。くりかえし視聴しています。
私が指使いを覚えたウィーン原典版では、左手の音を右手でフォローする箇所がいくつかあります。
それはそれで弾きやすいのですが、右手親指でデリケートな音を出せるのか?という問題、またフレーズを考えたとき、左手で弾いたほうがいいと気づき、ヘンレ版を見て修正中。
ついちゃったクセを直すのはスンナリとはいきません。
あっ、弾かないでって言われてたんだっけ。
ららら~、るるる~。

| | コメント (0)

2008年9月 5日 (金)

地元の星

小林えりさんのピアノリサイタルに行ってきました。

■プログラム

ドビュッシー 映像第1巻
ショパン ソナタ2番

マルタン 8つの前奏曲より7、8番
プロコフィエフ ソナタ2番

■会場 浜松かじまちヤマハ

小林さん、年も違うし面識もありませんが、同じ町内で生まれ育った、正真正銘の同郷人デス。

3年前に一度聞かせていただいたことがあります。

母校主催の音コン入賞記念コンサートだったと思いますが、気の毒なぐらい緊張なさっていて、おそらく本領発揮できなかったのではないか、という印象でした。

今日のコンサートは、"ピアニスト小林えり"の魅力を存分に堪能することができました。

知的で硬派なピアノ。

個人的な好みを申し上げると、プロコとドビュッシーが特によく、マルタンもよかった。

丁寧だが推進力もあり、芯のある、よく練られた演奏。

プロのコンサートでした。

ドレスのウエストなんてこーんなに(どーんなだよ 笑)細いのに、前腕や小指の付け根の筋肉はモリモリ(笑)。

表情はクールでカッコイイ♪

まったくの想像だけども、心にもないことはできない、ある意味不器用なタイプなのではないかしらん。

そこら辺がなんとなーく、昆布吉君とダブりました。

| | コメント (0)

2008年7月21日 (月)

マーリンキィ・サーシャ

アレクサンドル・ルビャンツェフのコンサートに行ってきました。
会場の夢・汎ホール(浜松)は小さな音楽堂で、お客様は90名近くいらっしゃったと思います。ほぼ満席。

プログラム
ハイドン ソナタ変ホ長調(62番)
ショパン バラード4番
スクリャービン ソナタ5番
リスト パガニーニ大練習曲6番
アンコール
月の光、熊蜂の飛行、サンデー(ルビアンツェフ作曲)

扉の向こうにルビャンツェフ君が控えているんだよなぁ。。。
開演を待つ時間は、そんなわけないのに「ホンマに演奏者来てるのか?」というギワクがホヨホヨと湧いてまいります。

最初に主催者の方から曲の説明がありました。
正確な表現は忘れてしまったのだけど『スクリャービンは”いっちゃってる”などといわれるが、演奏する人も”いっちゃってる”のでちょうどいい』みたいなことをおっしゃってました。
2003年に浜松コンクールを受けに来ていた彼は16歳で「マリンキ(小さい)・サーシャ」と呼ばれていたそうです。
「しかし彼は『ボリショイ・サーシャ』となって日本に戻ってきてくれました!」
ボリショイって大きいって意味なのか。
ボリショイ・サーカスは大サーカス?

チャイコン中継ではステージ映えするピアニストだと思ったし、大きく見えていましたが、ご本人は意外にも小柄でした。
日本の華奢な高校生ぐらい。
そして顔ちっちゃい!
とっさに両腕をつかまれた宇宙人の図を思い出してしまいました。
さらに「フグの帽子かぶせたらロシア版さかなクンだ…」と。
(ファンの方、ごめん)

笑顔であいさつするとまずはハイドン。
決して急がない、落ち着いた演奏。
とても丁寧に弾いていたと思います。
この曲はコブリンの演奏(NHKで放送された)が脳にインプットされているためか、もう少し快活さ、洒落た感じがあったほうが好きですね。

次のショパンはいろんな感情が渦巻いた、素敵な演奏でした。
テーマが繰り返されるたびに、カボチャが煮えていくように、ツヤと味が増していきました。
コーダではおいしく煮崩れて、カパッとお皿にあけられて終わりました。
チャイコンで感じた彼の魅力が、いかんなく発揮された一曲でした。

スクリャービンは主催者の方がおっしゃるとおり、よくはまっていたと思います。
ステージ向かって右手の席だったので、表情がよく見えたんです。
シューベルトの歌曲「魔王」は魔王、子供、父親という3人を歌い分けますが、サーシャは顔で演じ分けてました。
曲そのものは変拍子とか神秘和音の効果で不思議な感じはしても、ドロドロしてないと私は思うんだけど、サーシャの顔は悪魔化していました。
こわいくらい。
取りつかれてはハッと我に返る。
たまに甘美な表情を浮かべるけどすぐに消えて、8割方悪魔になってました(笑)。
これはすごく面白かったですねぇ。
私はこの曲が好きだし、ここまで悪魔なイメージはなかったので、目ぇつぶって聞いてたら自分の持つイメージそのままあて嵌めてたと思うんです。
黄金バットの笑い声が聞こえてきそうでした(古すぎ)。

最後のリストはド派手な曲。
手元みえませんでしたが、かなりすごいことになってたと思います。
確かな技術の持ち主であることを印象付けました。

演奏後にちょっとしたインタビュータイムがありました。
そこで「曲も作るんだ」という話がでて、それじゃぜひ弾いてもらいましょう!パチパチパチ!というわけで、『サンデー』という曲を披露してくれたんですよ。
ロシア民謡をおもわせる旋律、哀愁を帯びたいい曲でした。

全部で一時間半ぐらいでしたか、楽しいひと時を過ごすことができ、ルビャンツェフ君に感謝です。
しかし、ルビ君はどんなピアニスト?と尋ねられたら、どう答えていいのか???と考え込んでしまいました。
特徴があるようでいて、実はよくわからない。
私の頭にピアニスト・ルビャンツェフの像がハッキリと結ぶのは、もう少し先でしょうか。

記念にサインをいただきました。
(T女史に感謝)
彼は左利きでした。
間近でみるとますます華奢で、体当たりしたらポキッと折れそう・・・
う~ん、やっぱりマリンキ・サーシャってほうがイメージ合ってる。
しかしチャイコンの大ステージであれだけ映えるのだから、なんと不思議なことよ。

「スパシーバ!サーシャ」

と書いてあるみたいです。
おとといからロシア語をじーっっとながめていた成果が、思わぬところで出ました。

| | コメント (4)

2008年6月18日 (水)

ピアノ進捗日記(6/18)

インベンション7番は一応終わりとなり、8番へ進みます。

7番はなかなか暗譜できなくて大変でした。

次の出だしがドなのかシなのか、ラなのかソなのか、はたまたレなのかミなのか?

愛が足りないせいか覚えられないんです。

それでも音抜け1つほどで弾き終わった後の先生の感想は

「かもさんはこの曲あまり好きじゃないとおっしゃってましたっけ。暗譜できてないわけじゃないんだけど、どうも気持ちがね、いまひとつという感じで…」

さすが先生、その通りでございます。

「好きじゃないとは言いたくないのですが、うまく掴めないんです。」

「もう一週やりますか?」

「いいえ、やりたくありません(キッパリ)」

というわけで「一応」終わりになったのでございます(笑)。

シューベルトの即興曲op.142-3は、初めて全曲通しで聴いていただきました。

テーマ+バリエーション5つですので、長いんだこれが。

曲が長いと仕上がりにムラが生じるんですねぇ、うん。

テーマと第1変奏は最初から弾いてるので、積み重ねも大きく、わりあいと自分のものになってる感じはするんですが、第2変奏から跳躍やらアルペジオやらがてんこもりになり、楽譜と鍵盤を追う目が追い付いていかない…

これって老化?メガネかけて弾いたほうがいいかもしれない。

第2、第3、第4とひとつずつそれなりに丁寧な練習をし、最終の第5変奏までたどりついたはいいが、その頃にはすでに第2第3変奏を忘れかけている始末。

日に一度は通し練習しないとダメね。

ムラを解消するのが今後の課題ですが、結局は細かいところをつぶしていく作業になりますわね。

ついでにハノンは減七の分散和音なるものに突入しました。

3-4指の間を広げる運動になるので、やりがいがあります。

| | コメント (2)

2008年6月 8日 (日)

インヴェンション継続中

インベンション7番を練習中。シューベルトも引き続き練習中。。。

この間と変化がないじゃないか(笑)。

インベンションのレッスンというのが

一週目:譜読みと片手練習

二週目:片手でスピードアップ

三週目:両手であわせてみる

四週目:両手でスピードアップ

五週目:暗譜

というパターンで進むんです。最短でこれ。もっとかかる場合もある。

長いでしょう?一曲ですよ?

マァ私の場合、これだけやらないと仕上がらないということなんですが、気乗りのしない曲の場合(短調でカッチリした造りのやつとか)一ヶ月半もやってると脳内が暗黒化してくるんですよ。

7番は先生は「快活に最初からフォルテで」っておっしゃるんだけど、私の気分はもう少しマターリとした感じで、快活って気分じゃないワケです。

速く弾けっていわれるし(現状が相当のろいのだろう)。

そうなると暗黒化に拍車がかかりまして、気が乗らねー。

今週は「両手でスピードアップ」の週なんですが、暗譜まで済ませてとっとと終わらせてやるぜ。

次は楽しい8番だ♪

| | コメント (6)

2008年5月19日 (月)

進捗状況など。。。

シューベルトの即興曲op.142-3、ようやく最終変奏にたどりつきました。

あと1か月ぐらいで仕上がる予定…予定は未定……

バッハのインヴェンションは7番を始めました。

(『冷やし中華始めました』みたい)

バッハは両手合せるまでどんな曲かわからない、という悩ましさがあり、演奏を録音できるキーボードの購入をずっと検討しておったんですが、ついに買ってしまいました。

ヤマハのPSR-E313というやつです。

さんざん浜松のヤマハで説明を聞いておきながら、アマゾンで買ったという。

今月は自動車税も払わなくちゃなんないのに、いいのかね(笑)。

週明けに届く予定です。

これで夜中にバッハを練習できる~ぅ♪

片手を録音して、聴きながらもう片方の練習をします。

やや反則気味な気もしますが(汗)効率よくやりたいじゃないですか。

シューベルトが仕上がったら、同じくシューベルトの楽興の時を攻めようかと考えていましたが、コブ兄さんが9月に弾くベートーヴェンのテンペストを申し出てみようかな、と、たったいま思いつきました。

昆布吉先生が弾いているから、または弾くから、という理由でおっぱじめた曲は、ブラームス、ショパンのノクターン、ハイドンの変奏曲に続いて4曲目でございます。

これらの曲はいまでも愛してやまないものばかり。

昆布先生の趣味のよさと、己の単純さにカンパイです。

モチベーションは大切よ!!!

| | コメント (0)

2008年5月18日 (日)

アレクサンダーテクニーク・ボディマッピング講座

GWに「音楽家ならだれでも知っておきたいからだのこと ボディマッピング講座」を受講してまいりました。

アレクサンダーテクニーク、ボディマッピングについてはコチラから検索してみてくださいませ。

体から無駄な緊張、動きを取り払うことにより、自身のポテンシャルがターボするupといった感じでしょうか。

理にかなった動きというのは、特別な筋肉や訓練が必要なわけではない、というのも大きな発見でした。

つまり、一生懸命に努力しなければ手に入れられないものではない、ということ。

自分にも、あなたにもできるのです。

教えていただく内容は、精神論でも抽象論でもない、まぎれもない「事実のみ」です。

頭はどこにあって、脊髄はどういう形をしていて、足はどう付いていて、腕は……???

宗教でも自己啓発でもございませぬ。

潜在意識のなせる技でもありません(笑)。

体の構造を正しく意識することにより、こんなにも自由な動きが可能なのだ、ということを実感いたしましたよ。

ワタクシの話だけですとなんのこっちゃわからんとおもいますが(汗)、一度体験すれば必ずやポンと手を打っていただけることと思います。

今回の講座で私が得た、具体的な収穫を申しあげましょう。

1.肩こりが減った

細かく眼を使う仕事をしていることもあり、つねに肩こりに悩まされているのですが、受講後はウソのように楽になりました。

いままでずいぶんと(無意識に)頭を後ろに反らせていたようです。

2.足を組まなくなった

坐骨で座ること、背骨と頭のバランスを意識することで、長時間楽に座っていられるようになりました。

いままでは足を組まないとダルくていられなかったのですが、こちらのほうが断然楽ちんなので、足を組みたくなくなりました。

3.アルペジオをはずさなくなった

楽器を「いつものように」演奏するという実習がありました。

楽器は歌の人あり、ヴァイオリン、トロンボーン、ピアノ、フルート等、それぞれです。

どの楽器を演奏するにせよ、体の使い方の根幹は同じなんですねぇ。

余計な力を入れない、正しいバランスをとる。

これが簡単そうで自分ではできないところでして、専門家に客観的にみていただくことが必要となります。

でも、実際に直してもらうことって、ほんのすこしなんです。

そのすこしが、自分では気づけないし、直せないところ。

グループレッスンの他の生徒さんたちのまえで演奏するという、少々緊張する場面でしたが、おもしろかった!

一度演奏したあと、先生に姿勢を直していただき、もう一度演奏する。

すると、ホントびっくりしますよ、声や音色がグワラッと変化するんです!!!

自分では違いがわからなくても、他の人の演奏はすごくわかりました。

無駄な力がとれた感じで、音量が増す人もあれば、音色がのびやかになる人もあり、まろやかになる人もあり。

私はピアノを弾きました。

一度演奏し、先生の指導のもと、座り方を直し(坐骨で座る)、上半身のバランスをほんの少し直していただき、視野を広くとるようにこころがけ、もういちど弾いてみたところ、やっぱり演奏が変わったらしいんです。

「出だしが違う」「音がやわらかくなった」と、他の生徒さんから意見をいただきました。

さらに、とてもとても嬉しいことがあったんですよ!

実習後、ひとりの受講生の方が

「まるで一枚の絵画のようでしたよ。とても素敵でした!ぜひこれからもがんばってくださいね(^^)。」

と声をかけてくださったのです!

(ちなみに演奏したのはブラームスのop.118-2、コブリン仕様)

嬉しかったです。一生忘れません。

ずっと自分は身もフタもない演奏をする、表現したいものが乏しい、表現力もないと思っていました。

それが何の利害もなく(笑)ヨイショする必要もないところで、このように言ってもらえるなんて。

ピアノを弾いてきてよかった、自分はまだまだ伸びるし上手くなれる、という前向きな気持ちになることができました。

そして帰宅後、ピアノの練習をしたところ、あれだけはずしまくっていたアルペジオをはずさなくなった上に、スピードも若干アップしました。

おそらく体の安定がよくなったことで、余裕ができたのだと思います。

なんかね、よく「見える」ようになりましたよ。

同じ曲でも、ミスタッチがあきらかに減りました。

なんかすごいじゃん、私ってば。

アレクサンダーテクニークは、同じところでグルングルン悩んでいる人には特に効果があるのではないかと思います。

今回はアレクサンダーテクニークのほんの入口をのぞいたところ。

一度で身に付くというものではなく、徐々に覚えこませていくという性質のものなので、ぜひとも続けて学習していきたいです。

| | コメント (2)

2008年5月 5日 (月)

ラ・フォルジュルネ

ある講習会を受講するため東京へ行ってまいりました。

講習会についてはあらためて書くこととしまして。

せっかくなので空き時間にラ・フォルジュルネを楽しもうと、5/3、5/4の2日で3枚のチケットを買ってありました。

と~こ~ろ~が~

このチケット、3枚とも家に置き忘れちゃったんですな、アハハハ。

あ~あ。

気がついたのはすでに新幹線に乗ったあと。

母に忘れたチケットを宅急便で送ってもらうように頼みまして、おかげさまで5/4の公演は見ることができました。

しかし、一番楽しみだった5/3・コロベイニコフの即興曲を聴けませんでした(号泣)。

見たのは以下のプログラム。

バッハ:3台のピアノのための協奏曲ニ短調 BWV1063
シューベルト:交響曲第8番ハ長調 D944 「グレイト」

小曽根真(ピアノ)
児玉麻里(ピアノ)
児玉桃(ピアノ)
上海交響楽団
大友直人(指揮)

シューベルト:交響曲第7番ロ短調 D759 「未完成」
シューベルト/リスト:さすらい人幻想曲ハ長調 作品15 D760 (ピアノと管弦楽版)

ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
フランス国立ロワール管弦楽団
ベーテル・チャバ(指揮)

バッハは未知の曲、シューベルトの交響曲も名前しか知らない。

唯一さすらい人幻想曲は原曲のピアノ版は知ってるけど、オケまじりのヤツは生で聴くのは初めて。

バッハは感動しました。緩徐楽章では涙がこぼれました。

弦楽+ピアノって繊細な織物のよう。美しいです。

会場が大きかったので、遠くで音が鳴ってる感じではあったのですが、音楽にドップリ浸れて幸せでした。

3台のピアノは、ピアニストがお客さんにお尻を向けるように(背中と言えばいいのに)川の字に並べられ、オゾネさんが真ん中、ショートカットの児玉さんが右、髪の長い児玉さんが左のピアノを演奏なさいました。

「グレイト」の第一楽章の途中で時計をみたとき、15時すこし前だったんです。

確か15時40分終了と書いてあったから、あと40分あるのか、長い曲なんだな、、、

と思っているうちに意識が遠のきまして、その後はキープオン夢うつつ、演奏終了の拍手で目覚めたのが15時50分近く。

長いっ!!!

なんて長い曲なんだ。途中でフライング拍手あったしな。

寝てしまったのは幸いだと思いました(笑)。

自慢じゃありませんが、交響曲を眠らずに聴けたためしがありません。

どんな曲だったのか、全く覚えておらず。。。

演奏後、上海交響楽団の方々がとても嬉しそうな顔をしていたのが印象的でした。

次の会場に移動する途中、広場に人だかりが。

みれば一段高い所にピアノが置かれています。

演奏が始まるのを待っていた紳士に「何が始まるのですか」とたずねたところ、「あそこにいるピンク色の人がピアノを弾くようですよ」

みれば品のいい天童よしみさんといった風情の女性がスタンバイしてらっしゃいます。

(本物の天童よしみさんは『庶民的』なんです ←フォローのつもり)

あれは誰だ、誰だ、誰だ、デビルマ~ン、と心の中で歌っておりましたら、その紳士がプログラムを広げて

「ほら、この方のようですよ」

と教えてくださいました。

その方は海老彰子さんだったんですねぇcoldsweats01

初めて生でお顔を拝見しました。

お隣には姉の裕子さんもいらっしゃり、連弾でシューベルトの軍隊行進曲を演奏なさいました。

もっと聴いていたかったのですが、次の公演の時間になったので移動。

国立ロワール管弦楽団。

こんな大勢のフランス人をみたのは初めてだ!と、妙に感じ入ってしまいました。

さっきだってあんな大勢の中国人をみたのは初めてだったんだけど、遠目には日本人と変わらないので、特に思わなかったんですよね。

「未完成」はよかったです。深いのう…。

交響曲なのに寝なかったのは、2楽章しかないからガンバレ自分、と言い聞かせていたのもあるけど(笑)、曲がわかりやすかったからだと思います。

さすらい人幻想曲オケありバージョンは、かつて乃琶さんに紹介していただきました。

原曲であるピアノ版のほうが圧倒的に有名ですし、どうやら録音も多くはないようで。

生で聴けるチャンスは、これを逃したら二度とないかもしれないので、気合い入れて聴きましたよ。

おもしろかったです。

指揮者はハンガリー人だったかな、結構な巨漢のおじ様で、ともにあらわれたピアニストがこれまた予想していなかったsoふくよか系マダムでいらしたので目を見開いてしまいました。

オケありバージョンは、ピアノソロの超難所を、弦が何事もなくサラ~ッと弾くところがなんともいえません(笑)。

それをいっちゃおしまいよ、みたいな。

シューベルトがピアノ曲に無理を持ち込んでいるということがわかるのであります。

想像だけど、原曲はピアノ五重奏ぐらいの仕事をピアノ一台にさせてるんじゃないかしらん。

うまく編曲されてるな~と思う部分もあれば、テイストが変わっちゃったな~と思う部分もあります。

掛け合いになっているところはけっこうシックリきますね。

どの楽器に置き換えられているのか観察するのも(聴くだけじゃわからん)楽しいです。

曲の最後に両手ユニゾンで盛り上がっていく、私の大好きな箇所があるんですが、オケ版はそこにオケが分厚く乗っかっちゃって、「さすらい人」なのにラッパが華々しく鳴って勇壮な感じになっちゃって、たぶん、オケ全体で盛り上がって終わりたいんだろうけど、ちょっとどうなんだろうと思いました。

全体のバランスでしょうから、そこだけ見てどうこう言えるものじゃないのかもしれませんが。

ひとつ確実に言えるのは、原曲よりピアニストは楽、ということです(笑)。

ふだんピアノリサイタルばっかり行ってるので、今回はよい経験となりました。

記念にリングノートをひとつ買いました。

2008330

| | コメント (4)

2008年4月28日 (月)

ただいま練習中

ソウルのピアノコンクールでゴルラッチ君が2位を取りました。パチパチパチ!

そりゃ1等賞ならもっとよかったけど、よろしいんじゃないでしょうか。

コンチェルトのベートーヴェン皇帝を聴いて、ゴルちんのピアノにますます磨きがかかっていることがわかって、あたしゃ満足です。

話変わりまして、ここしばらくスクリャービンのソナタ3番が気になっていて、昨日から練習を始めました。

ムリな曲に挑戦しても得るものは少ないと考えて、ここ2年くらいでしょうかね、いわゆる難曲には手を出していませんでした。

久々にと冒険してみたくなったんです。

スクリャービンは手が大きくなかったらしいですね。

ということは、手が小さいのは弾けない理由にならんわけです。

それをいったらショパンの曲もそうですわね。

義姉が「ショパンは努力すると弾けるようになってるんですよ、弾けないのは訓練が足らんということなんです」とイヤそうに申しておりました。

ラフマニノフなんかは、なんとなく努力でカバーしきれない部分がありそうです。

スクリャービンはどうなんでしょうね?

全音のスクリャービン練習曲集は星4つですけど、本当か~?

スクリャービンさん、分散和音が広すぎです。そしてわかりにくすぎです。

ワタクシと同門の中学生に、手なんてほんと小さいのに、アルペジオをどんな早く弾いても絶対はずさない子がいるのですって。

しょっちゅう黒鍵から滑り落ちてる私からすると、うらやまクヤシイお話なんでございます。

「運動神経の問題だと思う」と先生がおっしゃってました。

記憶力も運動神経もよくない人間はどうすりゃいいんでしょうねぇ、ダンナ。

最初の8小節が全然弾けるようになりません(笑)。

たとえ最初の8小節が弾けるようになっても、次の8小節を覚えたら忘れますね、たぶん。

ソナタ3番は「結婚生活の危機」の曲なんだそうです。

茶碗やお皿がパリーン、パリーンと割れていくさまを思い浮かべてしまいます。

すごく発想が貧困(笑)。それは危機っていうより、犬も食わないケンカだよ。

どこまでシリアスに迫れるのか、いやになって放り出すほうが早いのか。

少しねばってみます。

1月初めから練習を始めたシューベルトの即興曲op.142-3は、やっと第5変奏に突入し、最終変奏も間もなく開始といったところです。

長くやっている割にはイヤになってません。珍しいです。

バッハインヴェンションは6番をやっています。

この曲は好きです。一番好きかもしれない。トリルがないところが最高。

左右互い違いにすすむので楽譜を追いやすいのもナイス。

弦楽をイメージしやすいところもよい。

早い段階で絵がみえてると、スムースにいく率が高いような気がする。

レッスンでやってる曲じゃないけど、ブラームスのop.118-2、デシャルム氏の演奏からヒントをいくつかもらいました。

実践してみるといい感じ。

私が言いたかったことはこれかも、と思いました。

なかなか形にならないけれども、発見し続ける喜びがある曲です。

| | コメント (3)

2008年4月21日 (月)

鈴木弘尚・ピアノリサイタル

コンサートのハシゴはつらいぜ、ヒーヒー。

デシャルム氏のコンサートが終わったのが15時35分。

そこからエッサホイサと楽器博物館2Fにある音楽工房ホールまで移動。

見えてるんだけど~(チャチャチャ)、離れてるのさ~♪急げ~!

弘尚さんの開演は16時。

ダブルヘッダー組のお客さんも多いのではないかと踏んだのですが、そうでもありませんでした。

それぞれにお客様が大勢いらしていました。

こちらではなぜか子供のお客さんをほとんどみかけませんでした。

どんなコンサートでも必ずお子さんをみかけるので、珍しいと思いました。

日曜の夕方という時間帯のせいかもしれません。

それはさておき。

プログラム
 バッハ:トッカータBWV914
 一柳慧:想像の風景
 ショパン:幻想ポロネーズ
 リスト:ダンテを読んで
 徳山美奈子:ムジカ・ナラ~ピアノのために~
 フランク:プレリュード、コラールとフーガ
 ラフマニノフ:リラの花
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 ジェフスキ:ウィンズボロ紡績工場のブルース

アンコール
 ラフマニノフ:op.32-5
 ヴォロドス編:トルコマーチ
 不明(弟さんの曲?)

バッハが始まってすぐに思いました。

「訴えてくるものが圧倒的だ!」

弘尚さんのコンサートは2年ぶりぐらいでしょうか、久しぶりだったのです。

一層迫力を増した、成熟したピアニストがそこにいらっしゃいました。

それはもう、めちゃくちゃかっこよかったです。

泥だんごをべちゃっと投げつけられるような(たとえがひどすぎる)、重みをもった玉がやってくるんです。

心の泥エステですよ。

会場の大きさもピアノの響きもちょうどよくて、そう、以前トロップさんのラフマニノフを聞いたのもここだった!あれは実に感動的だった…

現代曲がちりばめられたプログラムで、変化があって面白かったです。

一柳「想像の風景」は音の響きが美しかった。

ピアノコンクール見学に通ってよかったことのひとつに、現代曲を受け入れる耳を持てたことがあります。

かきおろしの課題曲を、覚えてしまうほど聞かされますからねぇ。

ムジカ・ナラはジェットコースターのようでした。

ビートがきいていて、疾走感があり、せんとくんが踊りくるっている図が浮かびました(笑)。

(コンサート後の質問タイムで、この曲を選んだ理由について『あの鹿の角がついたキャラが気に入っていたので』と答えていらっしゃいました。)

フランク・ラフマニノフは、弘尚ワールド全開でございました。

切なく美しい音楽、さまざまな感情がしずくのように、ぽとっぽとっ、とこぼれ落ちてきます。

もう、これがヤバイんですよ。油断すると泣かされるんですよ。

美しいものをみせてくれる演奏家はたくさんいるけれど、このように内側にえぐりこんでくる演奏家はそんなにはいないように思います。

ウィンズボロ紡績工場のブルース、同じ日にこんな珍しい曲を2度も聴くことなんてあるのかしらん。

2時間前にデシャルム氏の演奏を聴いてきたばかりです。

おもしろかったのは、デシャルム氏が無機質に徹していたのに対し、弘尚さんの演奏は最初から最後まで「音階をもった曲」として聴こえてきたということ。

昆布吉先生もそうなんですが、おさえてもおさえても、気持ちが出てしまう、みたいな感じがあるのではないかしらん。

私が勝手にそう感じるだけなんだけど。

幻想ポロネーズも2度聴きました。

デシャルム氏はドラマチックな展開はせず、サラッとした感触をキープしているよう。

一方弘尚さんはしっとりした感触で、もっとまとわりついてくるというか。

(実感に近い言葉を探すと、ヒドイ表現になってくるなぁ…)

ダンテソナタは大迫力で、シビアかつ男性らしい演奏でした。

いかにもリストだなあと感じるオクターブ攻め、音量も大きいですし、ビッグウェーブがザッパーン…波にのまれそうでした。

あっという間の2時間、ぎっしりと詰まったコンサートでした。

曲間にちょこちょこ曲の解説や近況などを話してくださり、コンサート後には「弘尚氏に質問しよう」コーナーがあり、お客様からの質問に丁寧に答えていらっしゃいました。

コンサート等に足を運ばれたことのある方はご存じと思いますが、弘尚さんのお話は語彙豊かで、わかりやすく、内容も興味深くおもしろいのです。

しかも聞き上手でいらっしゃる。

今年から音大で教鞭をとられるとのこと。

弘尚先生とディープな音楽談義ができる生徒さんがうらやましいですわ。

浜松の大学でも講師をしてくださいませんか(^_^;)。

聴講しに行きます。

| | コメント (0)

2008年4月20日 (日)

ロマン・デシャルム・ピアノリサイタル

浜松かじまちヤマハでデシャルムさんのリサイタルがありました。

演目
 シューベルト:ソナタ D.784
 ショパン:幻想ポロネーズ
 スクリアビン:悪魔的詩曲op.36
 ブラームス:六つの小品op.118
 ラヴェル:夜のガスパール

アンコール
 ジェフスキ:ウィンズボロ紡績工場のブルース
 クシコスポスト風の曲(題わからず)

デシャルムさんについてはこちらをご覧ください。

お肌のつやがよく、ニコニコとして、好感のもてる男子です。

絶品だったのは、オンディーヌ、スカルボ、ウィンズボロ紡績工場のブルース。

夜のガスパールの中でも絞首台だけはクモもムカデもいない感じで気味悪さが薄く、なぜか、暑くてだるい夏の午後を思い浮かべてしまいました。

オンディーヌは水しぶきが見えました。物語が聞こえました。

スカルボは気持ちわるくてすごくよかった(笑)。

「皮肉」という言葉が頭に浮かびました。

この方はすごく雑に分類するとアレッサンドロ・タヴェルナさんみたいなタイプね。

ウィンズボロ紡績工場のブルースという曲は、前半がガシャガシャと機械が動いている音でできています。

私は紡績工場は知らないけど、機織工場は見たことあるんです。

ガッチャンガッチャン、まさにこの曲のような大きな音がしていました。

デシャルムさんの演奏は本当に工場の中にいるみたいでした。

油で光った歯車や巨大なアームが目の前に迫るよう。超リアル。

タヴェルナ氏のリゲティ「悪魔の階段」を聞いた時のショックと近いものがありました。

無機質で規則正しく迫るものの怖さとでもいいましょうか。

デシャルム氏のピアノの音はマットな感じで端整。

幻想ポロネーズやシューベルトは「うまいな~」とは思ったけど、正直あまり心が動かなかったですね。

ブラームスは3曲目から寝てしまいました。。。

演歌的要素がない。

いや、なくてもいいんですけど。

たぶん考え方の軸が自分とは違うところにあるんだと思う。

育ちの違いを実感するというか。

いい・悪いの話ではありません。

なんかね~、本物の外国人を見た気がしました。

| | コメント (12)

2008年3月 5日 (水)

久々に自分の練習のことなど

今年の初めからシューベルトの即興曲(142-3)をやっておりますが

テーマ、VarI、IIときて、やっとVar.IIIにとりかかったところでありまして

遅々として進まずとはこういうことをいうのでしょうか。

シューベルトのマイナー楽章には、ずどどどどど、ずどどど、な左手にリズム違いの右手が乗るパターンがありますが、この曲もそうです。

ま~たお前か!と笑いがこみあげてきます。

なんか大げさだし。

どれもさすらい人に聞こえるぞ(笑)。

インヴェンションは現在5番。

だいたい1ヶ月半で1曲しあげるペースです。

3番は好きで、4番はいまひとつで、5番はその間ぐらいかな。

5番の片手練習をしている時点では、どういう曲なのかサッパリつかめず、ころころ転調してワケわかんねーと頭にモヤのかかった状態。

クラブハウスサンドイッチのような構造だというのは、楽譜とにらめっこしていたらわかってきました。

弾きにくい曲ですねぇ。

そんなことないですか。

なんだか長いし。

まず構造ありきで、がんばって弾いてくれ、みたいな。

うまいことつじつま合わせてるな~、さすがバッハ、とも思いました。

もうすこし弾きこめばこの曲の旨みを味わえるかな。

バッハは練習量がモロに反映されるので(成果を実感できる)ついインベンションばっかり練習することになってしまい、シューベルトがおろそかになる傾向にあります。

「期限はないんだし、それでいいんじゃないですか」

と先生はおっしゃいます。

読み返すと文句ばかりのようですが、楽しくやっております。

| | コメント (6)

2008年2月 9日 (土)

浜松国際ピアノアカデミー

例年3月に行われる浜松国際ピアノアカデミーの本年度受講生が発表されました。

講師・受講生一覧

おっ!と目を引くのはクレア・フアンチちゃん。

おほほ、嬉しいわ~、彼女の演奏がまた聴けるなんて!

彼女は17歳でしょうか、浜コンから1年半、ぐっと大人っぽく変身しているかも?

もう一人楽しみなのが、前回参加中止で聴けなかったカナダのセレデンコ。

超絶爆演系&グールドの後輩ということで、とっても興味があります。

このお二人が受けるレッスンはぜひ聴講したいところです。

ただね~、レッスンは平日なので、なかなか行かれないのがツライところ。。。

3月16日(日)には、模擬コンクールの予選を勝ち抜いた6名によるピアノコンチェルト決勝があり、これは絶対行こうと思います。

コンクールやアカデミーは中村紘子さんのお話を聞ける機会でもあります。

中村さんは簡潔明瞭かつユーモアたっぷりに現在のピアノ界事情を話してくださるので、毎回どんなお話を聞けるのか楽しみです。

| | コメント (2)

2007年12月16日 (日)

ピアノの発表会でした

ピアノ発表会が終わりました。

カメの甲より年の功、年の若い生徒さんから弾いていくので、毎回最後尾でございます。

年増すぎるキャバクラ嬢のようないでたちで、バッハを弾いてまいりました。

家では絶対間違えないようなところで指がもつれました。

幸い曲は止まらず、おしまいのほうは落ち着いて弾けたし、帳尻は合わせたぜ。

子ガモには

「ふふん、2ヶ所間違えたね」

と指摘されました。

バッハを発表会でやるなんて、一分の隙も許されないじゃん…

と気付いたのが2週間前。

ま、ええわな。

昨日姪っ子が遊びにきて、私が弾いているのをみて

「よく右手と左手と違うことができるね?」

と言いました。

おまえはエライッ!おこづかいをあげよう!

と思ったくらいです。

姪っ子は左手が伴奏だけでなく、右手と同じくらい働いていることを見抜いたのでございます。

バッハを弾くことは曲を俯瞰するトレーニングになりますね。

今年の収穫はバッハを好きになったことです。

039

先生からいただいた記念品。おいしかった~。

発表会が終わったので新しい曲をやります。

ハノン、インヴェンション(ただいま3番)、それとシューベルト♪♪♪

即興曲op.90じゃないほうの3番です。

(op.142だっけ?143だっけ?すぐ忘れる)

テーマが、大好きなソナタD.537の第2楽章と通じるものがあり、すすめるのが楽しみです。

まだテーマしか覚えてないんだけどね(笑)。

この曲の後は『楽興の時』をやりたい!とお願いしてあります。

第6曲が胸をしめつけらるようで好きなんです。

そういえば発表会の衣装もちょっときつくて胸がしめつけられました。

もっと体の自由のきく服を着ないとな。

服が気になって指がもつれたかも。 ←ホンマか

靴も2足あるハイヒールが両方ともカカトぼろぼろで、急遽買う羽目に。

でもね~、季節柄、安くてパーティー用のがすぐにみつかってラッキー。

次の発表会でも使えるぜい!

| | コメント (6)

2007年11月28日 (水)

ベーゼン騒動

オーストリアのベーゼンドルファー社が売りに出されると知り、ビックリして数日。

墺国企業とヤマハが競り合って、どうやら墺国企業に落ち着きそうと聞いてホッとしていました。

個人的には、買収によって、実際お世話になっている代理店との関係に影響が出たら困るな~、というのが一番の心配ごとだったのです。

ヤマハ買収→代理店が変わる→それはヤメテ

というのが正直なところでした。

ところがですね、昨日の静岡新聞夕刊一面にこんな見出しが。

『ベーゼンドルファー 日本総代理店 自己破産申請へ』

うっそ~ん・・・・・・・・・・・

まさか本家騒動と同時に、このような事態が起こっていたとは。

一番恐れていたことが、先に訪れてしまいましたよ。

ものすごいショックです。

本家と同じく、近年は営業不振だったそうです。

ここのショールームも、工房も、アンティークピアノ博物館も好きでした。

とても良くしてもらったし、ずっとお付き合いしたいお店だったのに。

もちろん知っている方も何人かおり、その方々のことを思うと言葉がありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

同じ新聞の別面には

「ベーゼンドルファー ヤマハ逆転買収」

の文字がありました。

そうですか、ヤマハさん、お買い上げですか。

はぁぁぁぁ。。。

脱力。

ベーゼンドルファーを末永く大切にしてほしい、それがヤマハへの、一(いち)ベーゼンファンからのお願いです。

| | コメント (8)

2007年10月21日 (日)

カワイ80周年記念コンサート

カワイ80周年記念コンサートに行ってきました。

数年前のカワイコンサートは当日券でいけたので、今回も余裕だぜ~と思いつつ、HPをチェックしたら

「前売り券売り切れました」

と出ているではありませんか。うそ。

あわててプレイガイドに電話して確認したところ

「一枚だけ残ってます(^^)」

よっしゃー!!!ゲットだぜぃ!

今日の出演者は江尻南美さん、島田彩乃さん、高橋多佳子さん、根津理恵子さんというショパンコンクール等でおなじみの豪華メンバー。

ワルシャワのショパンコンクールで実際に弾かれたコンサートグランド2台を使用してのコンサートです。

会社の記念行事だけあって、セビロ着たビジネスマンがいっぱい。

私が座った席の横一帯は招待席で、そんな固いおっちゃんばっかでした。

本日何が一番印象深かったかというと

島田彩乃さんメッチャきれい

ということです。

数年前、客席にすわっておられる島田さんをお見かけしたことがあるのですが、そこだけ光り輝いているようでした。

島田さんは喜びの島をお弾きになりまして、これがまた多彩かつ色気があってよかったです!

この曲は左手のベースがカッコエエ、ということを初めて知りました。

各ピアニストのソロ演奏以外に、連弾、2台4手、2台8手の演奏もありました。

ラヴェル本人が2台用に編曲したというラ・ヴァルス。

この曲は最初のほうドロドロドロ…ってお化け屋敷みたいで、そこからワルツがぬぉぉ~っと姿をあらわすじゃないですか。

それがねぇ、2台だと終始カオスがとぐろ巻いてる感じ(笑)。

ピアノソロ版のほうがいいな。

シューベルト「ます」の2台8手はよかったですねぇ。

もともとがピアノ5重奏だっけ?4重奏?だからということもあるでしょうし、造りがシンプルで美しい、こういう曲のほうが2台ピアノ向きなのかもしれないと思いました。

でもテンポがちょっと速い感じで、もう少しゆったりした調子のほうが私好みではありました。

アンコール最後に2台8手で弾いた「威風堂々」は大迫力で聴き応えありました。

やはりこの曲もシンプル(簡単ということではなく)ですよね。

コンサートは久しぶりだったので、嬉しかったな。

| | コメント (2)

2007年10月12日 (金)

マリーちゃんの入れ歯

ピアノの調律をしてもらいました。

明日からのお祭りの準備に忙しくて、まだちゃんと弾いていないのですが、調子よくなったはず。

Marie_2

ピアノから鍵盤+ハンマー部分がズルッと出てくるのをみると、入れ歯のようだ…と思います。

Img_0294_2

反対側からズームイン。

ピアノの部品って、精巧で美しいですね。

マリーさん、湿気で少々むくんでしまい、鍵盤の動きが重くなっていたそうです。

それ以外は大きな問題はなし。

季節が一周し、日本の暮らしになじんだようです。

Img_0302

ピアノのイスにこしかけると真正面にみえる写真。

| | コメント (0)

2007年10月 5日 (金)

プレスト・アジタートその後

ピアノ発表会で弾く曲は最初に決めたとおり、メンデルスゾーン『プレスト・アジタート』でいきます。

もう時間がない、というのが一番の理由。

正直あまり積極的なノリではないのですが、決めたからにはマジメにやります。

困ったことに、どうイメージして弾いたらいいのか、なかなかハッキリしません。

音符見ただけで曲をくみたてるなんて高度なことはできませんし、どうしてもある程度弾けるようにならないとわからないことが多いんですよ。

思い入れがあればまた違うのでしょうが、知らない曲だしさー。

しかし今日突如ひらめいた。

「無言歌集」というだけあって、メロディーはまさに歌。

この歌は誰が歌ったら似合うだろうか・・・と考えたんですねぇ。

チーン(スロットがそろった音)!

ドリカムですな。うん、ドリカム。

あの表情、うねり具合、息の長さが、まさにプレスト・アジタート。

想像すればするほど、吉田美和さんですよ。

うわ~リアル(笑)。

私はドリカムをテレビでしか見たことがないのですが、不思議ですねー、どこをどう歌ったらいいのか、とてもクリアーになってきました。

イメージトレーニングをしたのち『なりきりドリカム』で弾いてみたところ、曲がうまくまとまるし、弾いててラク。

しばらくこれでやってみます。

珍しいアプローチでおもしろかったです。

| | コメント (4)

2007年9月18日 (火)

いつもの病気が出た

12月のピアノ発表会でメンデルスゾーンの『プレスト・アジタート』を弾くので、それなりに真面目にやっておるわけですが。

うーん(^_^;)。

この曲、すごーく大雑把に分類すると、革命エチュードや幻想即興曲に似ています。

かっこいい、ひきばえのする曲だと思います。

高校生のとき、革命も幻想即興曲も、すんごく好きでした。

しかし今どうなのかといわれれば、ゴルラッチの弾く革命を愛しているものの自分で弾こうとは思わないし、今度の来日でコブリンが幻想即興曲を弾くのだが正直別の曲にしてくれればいいのにと思うし、つまりですね、好きな曲というカテゴリからは外れているんです。

最近までレッスンで幻想即興曲をやってまして、たしかに上達する喜びはあったのですが、ビリーのブートキャンプを続けたら3キロやせました的な喜びといいましょうか、こういうこと言ったら怒られるだろうなあ(笑)。

で、CD聴いてカッコいいと思ったプレスト・アジタートも、実際弾いてみたらあまり気持ちにシックリ来ないんですねぇ。

じゃ、他に弾きたい曲があるのかといえば、ないんですねぇ、これが。

オノレの実力を省みずにいえばナンボでもあります。

さてどうするかなー。時間もないし。

ゴルラッチがショパンかムジカノーヴァのインタビューで

『自分の責任を果たしてきただけ』

と語っておりました。

ちくちく(笑)。

エライですねぇ、選り好みせず、自分のやるべきことをひたすらやってきたってことでしょうねぇ。

ピアノに限った話じゃなくて、生きる姿勢の問題ですね。

| | コメント (3)

2007年9月 6日 (木)

小川遥 ピアノリサイタル

☆9/6 追記しました。

こちらにも遊びにきてくださる、小川遥さんのリサイタルのご紹介です。

 小川遥さんのHP Lumiere Mondiale

私は9月1日に聴かせていただきます♪

メシアンは12月にも聴かせていただきましたが、ぱちぱちと光がはじけるような音が、いまでも耳に残っています。

悪魔系がお得意という(笑)遥ちゃんのメフィストワルツが楽しみです。

☆小川遙 Piano Recital

1.わたなべ音楽堂

 9月1日(土) 14:30開場  15:00開演  3,000円
 東京都足立区中央本町4-12-5  TEL.03-3889-1662  会場ホームページ

2.江戸川総合文化センター 小ホール

 9月5日(水) 18:30開場  19:00開演  1,000円
 東京都江戸川区中央4-14-1  TEL.03-3652-1111  会場ホームページ

3.キャンディー

 9月8日(土) 19:45開演  2,500円 ワンドリンク付
 千葉市稲毛東3-10-12  TEL.043-246-7726  会場ホームページ

*いずれも予約申し込み、問合せは、サウンドウェーブ  046-866-3201まで

プログラム

D.Scarlatti  Sonata K466
Beethoven Sonata op 31 No3
Liszt Mephisto-Valse

Messiaen  Regard de l'Esprit de joie (喜びの聖霊のまなざし)
Ravel  Gaspard de la nuit (夜のガスパール) (Ondine-Le gibet-Scarbo)

+ + + + + + + + + +

9/1、わたなべ音楽堂のコンサートに行ってきました。

とっても楽しく、あっという間の2時間でした。

会場は住宅街の中にある、こぢんまりと美しいホールで、いわゆるサロンコンサートでしたが、いや~、贅沢ですねぇ、サロンコンサートって。

気分はピアニストひとりじめ。

音楽を聴くって、本来こういうものなのではないか?と思いました。

遥ちゃんは黒とワインレッド(だったかな…)の花のドレスでご登場。

とてもよくお似合いです(惚)。

一曲ごとに解説を入れてくださったので、より興味をもって聴くことができました。

スカルラッティが始まると、その洗練されたタッチに目を見張りました。

彼女が幼いころからずっと積み上げてきたものの大きさを感じずにはいられませんでした。

ベートーヴェンは軽快で楽しく、あっという間に一曲終わってしまいました!

メフィストワルツの演奏を間近でみたのは初めてでしたが、いや~、凄いですね(笑)。

子ガモも身を乗り出して、遥ちゃんの超絶技巧に見入っていました。

こちらもわくわくする演奏で、とても楽しかったです。

後半は水色のドレスにお召し替え。

これがまたよくお似合いで…

メシアン、ラヴェルもステキな演奏でした。

特にオンディーヌはキラキラした浮遊感がたまりませんでした。

プログラムに夜のガスパールの日本語詩をつけてくださっていたので、情景を想像しながら演奏を楽しみました。

アンコールはドビュッシーのアナカプリの丘。

好きな曲なので聴けてうれしかったです。

繰り返し「楽しい」と書いているように、理屈ぬきで楽しい音楽会でした。

テンポよく音楽が流れているので、聴いていて気持ちがいい。

しかしサラッとしているのとは違って、心が反応する魅力ある演奏なのです。

文句なくお上手な方でも、中には「ふーん」としか感じない演奏もあるわけですよ。

そういうのとはもう、全然違います。

上でご案内していますように、9/8日(土)には千葉公演があります。

会場のHPによれば「定員大オーバーになり予約締め切りました」とのことです。

スゴイ(@_@)!

サウンドウェーブの方のお話では「来年の帰国時にも…」ということでしたので、ぜひみなさん、遥ちゃんの演奏をお聞きになってくださいね。

| | コメント (9)

2007年8月24日 (金)

プレスト・アジタート

12月の発表会で弾く曲が決まりました。

メンデルスゾーン無言歌集の21番、『プレスト・アジタート』です。

全く知らない曲でした。

先生のご推薦でありまして、CDを聞かせてもらったところカッコイイ曲だったので即決してしまいました。

ホテル・カリフォルニアのような、スクリャービン・悲愴エチュードのような、革命エチュードのような、フランク・バイオリンソナタの第2楽章のような、交響的練習曲のような曲です(笑)。

どうも短調でドラマチックな曲をすすめられる傾向にありますねぇ。

そういうのが合っているんでしょうか。自覚なし。

| | コメント (7)

2007年7月26日 (木)

さわってごらん、ウールだよ

ゴルラッチのリサイタル@アクトシティ浜松に行ってまいりました。

演目
バッハ/ブゾーニ:来たれ、創り主にして聖霊なる神よ
バッハ/ブゾーニ:いざ来たれ、異教徒の救い主よ
ショパン:ソナタ2番
ブゾーニ:わが魂は汝に望みを託す
ショパン:op.10全曲
アンコール:英雄ポロネーズ、夢のもつれ、夜に

ほぼ満席の大入御礼。

前回のコンチェルトのときのお客様はオーケストラ関係者が多かったようでしたが、今回はゴル目当てのお客さんばかりなわけで、期待度といいましょうか、会場の雰囲気が全く違いました。

二週間半ぶりのアレクセイくん、

「髪が伸びてる…!」

フワフワ度が増しておりまして、ちょっとブレハッチっぽかったです。

ブゾーニがらみの曲は全く知らない曲でした。

ブゾーニ編の2曲目が、風格が感じられてよかったです。

ブゾーニ作の曲はいわゆる現代音楽的な感じ。これもおもしろかった。

彼は左手を上手に使うなあ…と考えていて思いだした、左利きじゃなかっただろうか。

ショパンのソナタ2番、工夫に富んでいながら曲のよさをストレートに表現していてすばらしかった。

やっぱりテンペストとか、ドラマチックな曲を立体化するのがうまいっすね。

エチュードは自由闊達、若者らしい溌剌とした演奏で、1番を弾いている彼の背中に天使の翼が見えました(笑)。

ピアノの音も美しかったです。

なんていうんですかね、彼の音はロシアンのキラッキラとは違っていて、フェルトハンマーが弦を打っているという、当たり前だけど、そういう音がします。

羊毛系。

手触りがよく、上質なウールです。

そしてこのホールのヤマハはやっぱりいい音だと思いました。

アレクセイ君のカワイイところは、アンコールの曲名を『笑顔で』客席に向かって言うところです。

声を聞けるのはポイント高い。

本当に得な性格というか、徳を持っているというか、ニコニコッとするとお客さんの心がホワ~ンと暖かくなるんですな。

英雄ポロネーズを弾いてくれ(予想あたった)、ほんとうはそれでお開きにしたかったのかもしれないけど、会場のあつ~い拍手に気が変わったのか?戻りかけた足を止め、『弾く?』みたいにピアノを指差して、シューマンを弾いてくれました。

随分とこなれてきましたねぇ。

ステージでの態度が落ち着いて、堂に入ってきました。

しっかし、ピアノうまくて、元気でイヤミがなくて明るくて、しかも男前ときたら、嫌う理由がなかろう。。。

終演後サイン会があるというのでロビーで待ちましたが。

すごい人!

コンチェルトの時はここまで激しくいなかったのに、なんで?っていうくらいサイン待ちのお客さんが並んでました。

ゴルちんがロビーに現れたら

キャー!!!キエェー!!!

と黄色い歓声が上がり、グルリと若い女性に取り囲まれ、一瞬にしてなーんも見えなくなりました。

Gorla_1

(サイン待ちのお客さんはこの左側にゾロッといらっしゃいます。)

つねにキャーキャーという声がし、時折

キャーッ!キャイーン!キョエーッ!

という大歓声が湧き上がり、すごいことになっていました。

誇張でなく、アイドル並みです。

あまりの騒ぎに、何事が起きたのかとゴルママが人垣の向こうをのぞいてました。

息子が取って食われやしないか心配になったんじゃなかろうか。

「彼はスーパースターですね!」

と申し上げておきました。

ミニスカの女子高生にキャッキャッいわれて、ゴルちゃんも悪い気はしなかったことでありましょう。

戻り際にTさんにくっついて、なんとかあいさつすることができました。

「あなたはナンバーワンよっ!」

と申しますと、あ~いやいやこれまた困ったな♪みたいに喜んでくれました。

かわいい・・・かわいいよ、やっぱりアンタは。

ゴルラッチ君はこの日本ツアーでプロの演奏家に成長したのではないでしょうか。

7/8はまだボクちゃんぽい感じでしたけど、演奏も佇まいも良い意味で落ち着いて、短期間で変わるものだなあ、、、と感慨深かったです。

オーケストラとの共演でオケファンにも演奏を聴いてもらうことができたし、いろんな人とのお付き合いも始まっただろうし、ピアニストとして本格稼動開始ですね。

ブゾーニ、がんばってね~!

| | コメント (4)

2007年7月22日 (日)

クルティシェフ患い

あんまり騒いでいませんが、クルティシェフ患いが続いております。

はじめのうちはノンビリ『DVDかCD出たら聴こう』と思ってたのですが、結局、各所を漁りまくって、入手可能な映像&音声をゲットしました。

あらためて聴きますと、物足らない部分やら色々とアラもみえてまいります。

リアルタイムで聴いたときは目が離せず、夢中になっていましたが、あれは特徴ありすぎる見た目に振り回されていたのでしょうか(笑)。

反対にクズ先生などは音だけだといいのに、映像つきだと耳まで萎えるという…

(クズ先生ごめんよ、きっとあなたはいい人だと思う、ってフォローになってない)

ただの若い子好きという疑惑も浮かび上がってまいりますが、それならルビやんのほうが男前だしそっちに傾きそうなものですが、女心は微妙なものでございます。

「アンタ変な顔の人好きじゃん」 ←念頭にコブリンがあったものと思われ

と姉に言われました。失敬な。

また、クルティシェフは細部までクリアーに聴かせるタイプじゃなくて、割合大づかみであることに気がつきました。

『曲が生き物のようだ』と感じたのはそういうことが理由なのかもしれません。

クルティシェフの感動の元は何だったのか?

確かにそれはあったし、経験したことなのですが、うまく言葉にできません。

ボンヤリと『勢い』『流れ』『リズム』『安定感』という単語が浮かんできます。

まっ、べつに分析する必要もないんですけどね。

こちらの記事によれば、来年欧州&東南アジアツアーをするそうです。

東南アジアって日本も含まれてるのかなあ。来てほしいな。

| | コメント (12)

2007年7月14日 (土)

幻想即興曲の楽譜

ショパンならパデレフスキ版を買ってみす(遠州弁:買ってみよう、年寄りしか使わない)と思いたち、楽器店にいきましたがあいにく品切れ。

今勉強している幻想即興曲、長年全音ピアノピースを使っていました。

買った当時(25年前)はムリ目な曲だと自覚していたので、指使い・スラー・アクセント等、楽譜に忠実に練習しました。

おかげで今でもその指使いを覚えているのですが、楽器店の棚にあったウィーン原典版を手に取ってみてあぜんとしました。

まず指使いが一切書かれていない。

そしてアクセントがどこにもついてない!

20060909_031a_1

こことか。

しかも四分音符もない。右手のスラーもない。

20060909_032a

ここも。符点八分音符もなし。同じく右手スラーなし。

これらの「伸ばす」音を必死こいてキープしていたというのに、原典版にはないなんて…。

最初は親指を強調して、2回目は小指を強調して、というのも(わかります?)、ショパンがそう指示したわけじゃなくて、後世の解釈によるものだったのでしょうか。

複数の楽譜をつき合わせてみないとわからないことってありますね。

パデレフスキ版は取り寄せてもらうことにしました。

どういう指示が書かれているでしょうか。

| | コメント (6)

2007年6月11日 (月)

ハノンを通して弾こう

ピアニスト川上昌裕さんは、かねてからハノンの効用を説いておられまして、正しい弾き方で毎日一冊通せば、ピアノが相当に上手くなるのだそうです。

最近のブログにも

「テンポをゆっくり、そしてあまりムキになりさえしなければ、誰でもおそらく100分以内(繰り返しなし)くらいで1冊通せると思います。」

と書いてらっしゃり、川上さんのこの説に前々から興味があった私は傍らにタイマーを置いてチャレンジしてみました。

ご存知のようにハノンは1番から60番まであり、おおざっぱにいって番号が進むほど難しくなります。

本日、1番からリピートなしで弾いて、39番の全調スケールを終えたところで、58分23秒でした。

私がレッスンでハノンをやり始めてから数年たちますが、やっと今29番です。

ということは29番までは手の使い方やポイントを習ったわけで、一応弾けるわけですが、習ってない30番以降は、難度が増すうえにポイントがわからないので、たとえ指は動かせても、全く「弾けない」わけです。

それでもどうにか38番までは弾き、39番の全調スケールも、これだけは先に習ったのでなんとか。

でもスケールはやったことあるとはいえ、指使いをすぐには思い出せないうえに、4オクターブ往復したあとの和音3小節、あれがクセモノでね、ただの1つもパッと押さえられず。

ものすごーく時間がかかりました。

次の40番は鬼のような半音階・・・完全に未知の世界なのでギブアップしました。

ここまででやっと一冊の半分(厚みでいうと)ですから、とても残りの曲を40分で弾けるとは思えません。

川上さんの「誰でも」っていうのはウソだと思います(笑)。

やってみると譜めくりが大変なこと!

連続で弾くとめくってる間なんてありませんので、どうしてもそこで曲が止まってしまいます。

スタート、折り返し地点、ゴールだけを書いたハノンの楽譜がほしい。

手書きまたはコピーで作成しようかとも思いましたが、軽く気が遠くなる作業なのでやめました。

暗譜しちゃうのが一番でしょうけど、そうなるまでに楽譜がいるわけで。

覚えちゃえば随分楽だと思う。

約1時間弾いても意外と疲れませんでした。

もしリピートありで弾いたら、同じ動きを長く続けることになるので、同じ1時間でも相当疲れると思います。

| | コメント (9)

2007年6月 8日 (金)

初スルタノフ

スルタノフのCDを買いました。

1996年の日本でのライヴ演奏です。

通勤のお供として、1枚目の中ほどまで聴きました。

いやぁ、すさまじいですね。

ショパンのスケルツォ2番は、ホロヴィッツの演奏に激似。

全体にテンポが速すぎるほど速くて、すごいというよりも、どどどどうしてそんなに急ぐのか?という疑問が湧いてしまった。

花火大会のおわりのほうみたいな爆裂ぶりで、音は大きいし、キランキランだし、なぜここまでやるのかと(笑)。

心臓が人の倍のスピードで動いてるんじゃないか、という感じがしました。

最後まで聴いたら、また感想を書きます。

*** 最後まで聴きました ***

誰にもマネができないし、一度聴いたら忘れられないピアノ。

こういう生き方もあるんだな、と思いました。

最高だったのはショパン3番ソナタの第3楽章です。

私は清水ミチコさんの顔マネ写真を集めた本を愛読しております。

カイヤ川﨑さん(現:カイヤ)をマネた写真もあって、題が「圧迫顔」(笑)。

カイヤさんはご存知の通り、夫(川﨑麻世)を制圧する鬼嫁としてTVに登場し、ハイテンションで叫びまくってた方です。

顔マネ写真には

「会えば意外と本好きで繊細な女性。路線、そっちで行けばいいのに。視聴者も楽。」

とミッちゃんのコメントがつけられております。

スルタノフのCD聴いて、それを思い出しました(笑)。

| | コメント (0)

2007年6月 4日 (月)

シューベルトのソナタ

コブリンがシューベルトの19番ソナタを弾くというので、家の中を漁ってみましたが、CDはみつかりませんでした。

仕方ない、買わなくては。

ポリーニ盤に目をつけておりますが、これは19,20,21番の『後期3大ソナタ』がセットになっております(他の曲も入ってます)。

21番ソナタはさすらい人幻想曲のカップリングでイヤになるぐらい集まってしまったので、もういりません(笑)。

できれば他の曲のほうがよいのですが、ポリーニのシューベルトは好きなので捨てがたく、ただいま考え中です。

先日、アンナ・マリコヴァのシューベルトCDを買いました。

13番ソナタ(D.664)と「またお前か!」の21番ソナタ。

もちろんお目当ては13番ソナタのほう。

マリコヴァの演奏は、確実なテクニックと、いい感じの歌心をあわせもっており、かなり私好みでした。

もっと聴きたくなるうまさです。

待ってましたとばかりに第3楽章でガンガンいく演奏もあるんですが、フラストレーション解消みたいで私としては興ざめなんですな。

この曲は録音がさほど多くありません。

親しみやすいいい曲なのに、なんでかなと思います。

マリコヴァ以外では、セルゲイ・タラソフの演奏が好きです。

二人ともモスクワ音楽院、ナウモフ門下生ですね。

| | コメント (4)

2007年5月29日 (火)

音楽を学ぶということは

バッハはインヴェンションもシンフォニアもすっとばして、イタリア協奏曲に挑んでおるわけですが、よく言われるように、3声以上になると突然難しくなるのは何でですかね?

いや、理由はどうでもいいんですが(笑)。

片手ずつやる分には弾けるのに、合わせるととたんに???

横のラインが3つになると、どれかお留守になりますな。

まさに今流行りの「大人の脳トレーニング」でありまして、イメージしつつ、耳をすませつつ、慣らしつつ、でやっております。

ところでみなさま、ピアニスト斉藤雅広さんのHPをごらんになったことありますか?

NHKのトゥトゥアンサンブルという番組でキーボーズをやっていた、芸大のホロヴィッツと呼ばれたらしい、あの方です。

先日偶然サイトにたど