2006年11月27日 (月)

入賞者披露演奏会

アレクセイ・ゴルラッチのライヴを聴きながらこれを書いています。

いまナラ・ムジカを弾いています。この曲の賞も彼が取りました。

この曲に5拍子の所があるんですが、ゴル少年はケラケラ笑いながら

「きっと日本で『テイク・ファイヴ』が流行たことがあって、作曲家はそれをヒントに作ったにちがいないっ!」

と言ってました。

と書いているうちに、シューマンの幻想小品集になりました。

ショパコンの時に思ったのは、コブリンと似た感じがするということ。 ← 始まりはいつもソレ

どうもパソコンで見ると似てみえるなあ。なんでだろ。生ステージだと別物なのに。

2次予選で聞いたときは途中から飽きたんだけど(^^;)、いい曲ですね。

これがシメか?英雄ポロネーズ。

これは切れ味があるし、自信のある曲なんだろうなあ。

おっと、母から電話。『今、県内ニュースでゴルラッチ君が大きく映ったよ。もう終わっちゃったけど』

さよか。そんな、どっちもは見られませんがな~!

曲が終わった。引っ込んだ。走って出てきた(笑)。3次予選でも走ってましたっけね。

入賞者勢ぞろいして舞台挨拶です。

イニシアチブはクズ先生がとってるようです。

6人でおててつないでバンザイ!アハハ。ヤローばっかりだと、ちとムサイ光景だな。

前回はコブリンが舞台中央から他のコンテスタントの前をサッサと横切って帰っていったが(笑)

今回はサラトフスキーの兄ちゃんが似たようなことをしてますね。あ~おかしい。

浜コンが終わりました。

ピアニストの皆さんお疲れ様でした。Thank you for your wonderful performance!

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2006年11月26日 (日)

浜コン本選2日目

コンクール最終日。結果発表は27日の14時から。

■最年長クズネツォフさん。

前回の須藤さんのときも思ったが、プロコ3番はオケがとてもきれいに聞こえる。

この曲はカッコよくて楽しいから好き。

クズさんは終始落ち着いた演奏。オケとも合ってる。

ただ思い込みなのか何なのか、私には新鮮さが感じられなくてつまらない。

■北村さんはラヴェルの協奏曲

ハープありのジャズっぽいテイストありの盛りだくさんな曲。

第2楽章のソロがな~んか単調だった。

そしてあまり感想が・・・ないのよね。

■ラフマニノフ3番、サラトフスキーさん。

相変わらずの無表情で、登場してもコンマスはおろか指揮者にも挨拶しない(^^;)。

弾きだしたら一切指揮者を見ない(^^;;)。

弾き終わっても指揮者と握手することなく、とっとと帰る(^^;;;)。

でも演奏はねー、おもしろかった。

オケと合ってないんだけどね、だって指揮者みてないからさ(笑)。

テヒュン君との違いがおもしろかった。

テヒュン君のは全力ラフマニノフ。

サラトフスキーさんのは余裕があって曲のキャラがよくみえた気がする。

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浜コン本選1日目

私と義母、義姉の3名で聴きに行きました。

私以外の二人は演奏者について一切の予備知識がありません。

演奏を聴くのも初めて。

ヒイキのあるなしで評価がパカッと分かれました(笑)。

個々の感想はともかく、どなたも熱演で、予選から見てきた私は胸が熱くなる思いでございました。

ではレッツゴー。

【ワタクシの感想】

■チュン:ラフマニノフ2番

この曲は感動的になるか、ペターッとするか、両極端だと感じた。

私の耳には後者に聞こえた。

彼の音なら、もっとピアノが主張するはずなのに、なんていうのかしら、ピアノが生かされてない感じがした。

協奏曲じゃなくて、交響曲みたいだった。

■ゴルラッチ:ベートーヴェン3番

ベートーヴェンの曲はスッキリして聴きやすかった。

相変わらずの品・表情ともあるピアノで、私は彼のピアノが好きだから、やっぱりこの曲が一番よかった。

■テヒュン:ラフマニノフ3番

入念に準備したんだろうなあ。とてもよい演奏だったと思う。

彼はやはり1枚上手と思わせるものがある。

でもどこか洗練されてない感じがあって、自分の好みとはちょっと違う。

【しーちゃん(義母)の感想】

■チュン:ラフマニノフ2番

最初オケとあってなかったようだけど、この子のが一番よかった

■ゴルラッチ:ベートーヴェン3番

線が細くていまひとつ。ベートーヴェンに向いてないんじゃないの。

よく弾ける子みたいだけど。

■テヒュン:ラフマニノフ3番

オケと一体化してすごかった

【くま2号(義姉)の感想】

■チュン:ラフマニノフ2番

非常にドルチェッシモ、甘甘なピアノで、中国人の弾くラフマニノフはこうなのか、と興味深かった。

彼には「自分にはピアノの道しかない」という迫力が感じられる。

演奏のところどころにサプライズが感じられた。

やはり一番インパクトがあった。

■ゴルラッチ:ベートーヴェン3番

ベートーヴェンの協奏曲はもうちょっと見得を切るような部分が欲しい。

これが表現したいというものがちょっと足りない。全体にあまり満足しない出来。

■テヒュン:ラフマニノフ3番

東洋人的な演奏だと思った。

陰の部分はよいのだが、ここ一発聞かせる音がイマイチ響いてこない。

オーケストラがもっと音量を落としてやらないといけないのでは。

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2006年11月23日 (木)

浜コン3次予選2日目

すでに本選出場者が決まっております。

ピアニストの皆さま、渾身の演奏を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

■演奏が始まる前に毎回注意事項がアナウンスされます。

携帯を切れ、写真撮るな、録音するな、のほか本日は

「演奏が始まると一切入退場できませんのでご承知おきください」

の一文が追加されてました。

二度と昨日みたいな事が起こりませんように!ぷんすかぷん。

■夕べやっぱり寝つきが悪くて、睡眠不足。

そんな状態で演奏きいてもロクなことはありゃしません。

昨日あまりに強い刺激を受けたためか、なーーーーーーーーーーーんも、感じなくなってしまった。

午前の二人についてはまるで無感動。

男性のほう(特に名を秘す、ってバレるけどさ 笑)は全くいいと思わなかった。

2階の審査員席のほうみてオジギするし。

演奏も全体のカラーが美しく感じられない。

でも演奏終了後はちゃんとお客さんみてオジギしてたので、さっきのことは水に流そう(笑)。

■午後イチは豪腕少女、ディナーラ・ナジャーフォヴァちゃん。

最初のモーツァルトはとてもきれいで、続く曲もそれぞれによかった。

メインのショパンエチュードop.10全曲、とても期待していたのですが「あれ?」って感じでした。

このエチュードはフツーに弾くのが一番いいと思うんだけど、内声だしたり、やたらヒソヒソッって音で弾いたりして凝った演奏でした。

このヒソヒソ具合は、きっと最後の革命で爆弾落とすためだな、と思ってたら、革命もピリッとせず。

うーむ、どうしたのでしょうか。

■ニッポンチャチャチャ!北村朋幹さん。

登場すると即、弾き始めました。

3次予選でバッハを弾くというと、前回のブレハッチを思いだします。

イギリス組曲なんてシブイっすね。モーツァルトもきれいだった!

ピティナのインタビューで「みなさんに聞いていただきたい」と答えてらっしゃったシベリウス。

3曲目までは記憶があるのですが、またもやホワイトアウト。

気がつけば終わっていた。

シューマン:花の曲はもう少しゆっくり目のほうが好きだな。

ウィーンの謝肉祭~はあんな長い曲だったんですか。知らなかった。

最初の部分だけかと思ってたので、続けて何弾いてるんだろう?って不思議でした(笑)。

彼は『音楽家』だなあっていつも思います。

今後どう変わっていかれるのか、とても興味深いピアニストです。

■スラヴォミル・ヴィルクさんはポーランドの方。

失礼ながら全く期待していなかったのですが、モーツァルトは丁寧に愛しんで弾いていて、よかったです。

ラフマニノフop.23前奏曲も響きが美しくて、じっと聞き入りました。

パデレフスキーのソナタって知らないぞ。

祖国の英雄の曲を盛り込んだ、その心意気には好感を持つ。

しかしこの曲、むっちゃくちゃ長かった。第1楽章がいつまでたっても終わらない。

知らない現代っぽいソナタを聴くのは、なかなか我慢の要ることであります。

プロコみたいな曲なら刺激あるからいいんだけど、この曲はつかみ所が全くわからず、最後には「もっと客に親切な曲を弾いてくれ~!」と思ってしまった。

なんかね~、身の上話をエンエン聞かされてる気分になっちゃった。

■相変わらず笑わないサラトフスキーさん。

彼はホール外で見かけるときも、中庭の真ん中あたりにひとりでいたりして、一匹狼っぽい雰囲気。

この方だけちょっと座席を変えて前のほうで聴いたので、緊張している様子がよくわかりました。

構えるまでじっと集中し、出しかけてやめた手が震えていました。

モーツァルトはとても短い曲をセレクト。

さっさと終わらせたいという気持ちがよくわかる(笑)。

続いてラフマニノフのop.39から5曲。

あれ~?ラフマニノフでこの音?

くぐもったような、スカッとしない音なんです。

5曲ともそうだったので、どうしちゃったのかしらとディナーラ嬢の時と同じ事を考えました。

メフィストワルツになったら音がきれいになった。この曲カッコイイですよね!

最後はペトルーシュカ。

むむむ。明らかに昨日のタヴェルナさんのほうが技のキレも音の鋭さもうわて。

これは苦しいのではなかろうか。

■2日目は2次予選の時と印象変わった人がちょこちょこいました。

1次から3次まで、のべ2時間以上弾くわけで、どうプログラムを組むか、得意な曲をどこへもってくるかを考えるのも大変だろうなあと思いました。

こういう言い方は失礼なんだけど、こんなスゴイ人たちでも完璧じゃないんだ~ってわかって安心しました(笑)。

■せっかくなので結果発表までいることにしました。

20分前くらいから人が集まりだして、コンテスタントも姿を現し、高まる不安と緊張。

ゴルちゃんはどうも絶対通らないと思っていたようで、あの練習のオニが昼間も珍しくホールに姿を現し、ロシア・ウクライナ方面の仲間とシリアスに話し込んでました。

発表の時間になっても姿が見えず。雲隠れか?

「結果発表は出場者全員がそろってから行いたいので、ゴルラッチさん、チュンさん、チェレパノフさん、来て下さい~!」

というアナウンスが2,3度流れました。

人ごみも激しくなってきたところで、中村紘子さんとウォーターマンさんが階段を降りてくるのが見えました。

審査員団がすごい(笑)。オコーナー、ベロフ、ケマリング、ヴァルディ氏といった超有名VIPが勢ぞろい。

まず中村紘子さんから審査についてのお話がありました。

「今回は評価が大変分かれました。結果集計はコンピューターであっという間にできました。が、通った人も通らなかった人も、ほとんど差がありませんでした。」

「もうみなさん待ちくたびれておかしくなっちゃいけませんから結果を発表しましょう。演奏順です。87番ワン・チュンさん。」

ギョエー!フアンチちゃん落ちた~!

だが問題は次だよ、次!!!!

「19番アレクセイ・ゴルラッチさん」

通ったーーーー!

「40番北村朋幹さん」

と発表されたときに最大の歓声が上がりました(笑)。

その後本選出場者と審査員団とで記念撮影。

ちゃんとゴルちゃんいました。おお~~~!サラトフスキーさんが笑ってるよ~!(笑)

みんな頬を赤らめて本当にうれしそうで、見ているこちらもジーンとしました。

場所を少し変え、審査委員長と本選出場者による撮影&インタビュータイム。

本選で弾く曲についてのコメントしたり、ファンからの質問に答えるなどしていました。

3年前のコンクールでは、3次予選の出来に納得いかなかったコブリンと鈴木弘尚さんがドヨヨ~ンと暗黒星雲をしょってて、お葬式のようだったらしいです(笑)。

黒山の人だかりだったのであんまり見られなかったんですが、何枚か携帯で写真をとっちゃった♪

その後本選のミーティングがあるということで、6名は奥に消えていきました。

■長かった予選も終わってしまいました。

本選は華やかなコンチェルト。

1日目は

チュン:ラフマニノフ2番

ゴルラッチ:ベートーヴェン3番

テヒョン:ラフマニノフ3番

2日目は

クズネツォフ:プロコ3番

北村:ラヴェル

サラトフスキー:ラフマニノフ3番

です。

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2006年11月22日 (水)

浜コン3次予選1日目

夜7時に全ての演奏が終わり、家に戻ったのが8時。

1時間たっても心臓がバクバクしていました。

3次予選初日にオバケが出ました。

■朝一番は注目のフアンチちゃん。今日は白と黒のドレスをお召しでした。

2次予選は「超得意分野」の曲ばかりだったと思われますが、3次予選はちょっと様子が違いました。

たぶんモーツァルトとショパン:ソナタ3番は、ご本人そんなに好きじゃないんじゃないだろうか。

聴きながら、最後の2曲、ラヴェル:水の戯れとプロコ:トッカータは、きっと本人も好きに違いない・・・と思っていたところ、大当たり。

水の戯れは流れが美しく生き生きとして、水しぶきが見えるよう。

トッカータは、トッカータは(笑)、すごかった!!!

いまアルゲリッチの演奏聴いてるんですが、ぬるく感じられてしまうほど。

まず始まるスピードがアンビリーバボーで、ええーっ!これで弾きとおせるのっ?って思いました。

速度、落ちませんでした。

音はかなりおさえ目できて、左手と右手が離れていってffになるところからキターーーッ!!!

腕がムチのようにしなって、目にもとまらぬ高速連打。

ラフマニノフ弾いてるのだめを覗き見して、口あんぐりしているハリセンの気分でした。(漫画読んでない方、わからなくてごめんなさい)

彼女は弾き姿も美しいです。腕の振りもきれいで、ついみとれてしまう。

いや~、すごかった!

今日もまたロビーでお見かけしたので、図々しくサインをいただきました。

「ラヴェルとプロコフィエフが最高でした!」と申しますと「プロコフィエフ~!」と破顔なさったので、ああ、これはやっぱり好きだし自信があったのだなと思いました。

■お金持ちの家に生まれた育ちのよい大木びびるのようなワン・チュンさん。

(大木びびる氏も育ちがいいかもしれないが、スミマセン)

ロビーでお見かけしたところ、なかなかのオシャレさんで、いい男なんです。

が、スーツきてステージに上がると、サラリーマンに見えるのはなぜだろう。

モーツァルトは響きすぎの感じ。もうちょっとタイトな音のほうが好きかな。

メシアンはよかった!

彼の輝かしい音が曲に合っていて、すばらしかった。

審査員ベロフ先生の評価はどうだったのか知りたいです。

ショパンop.25は壮絶でした。

音はすごくきれいなんだけど、音量がでかすぎ。

頭がガンガンしてきて、耳がつぶれるかと思った。

ホールの後ろから3列目でコレなので、前のほうはもっとすごかったんじゃないかしら。

彼の2次予選では私失礼ながら寝てしまったのですが、寝てて良かったかも(笑)。

最後の大洋もスピードが速いうえに音でかくて、あれは大洋じゃないね。

集中豪雨のあとで水位が上がってゴーゴー流れる天龍川。

■アレクセイ・ゴルラッチ君は大層人気があるらしく、ほぼ満席になりました。 

プログラムにはモーツアルト、ベートーヴェン、ショパンの順に書いてあったし(記載は演奏順とは限らないと書いてあるが)、それが順当な感じでもあったので、モーツァルトが来るかとおもったら、いきなりショパンのソナタ2番。

最初から心臓をつかまれて動けなくなってしまいました。

ああ、これが音楽だよな・・・

ドラマチックで、立体的。

ホールの空間がすうーっと広がって光と影が見える感じがする。

(彼のテンペストを聞いて「シェイクスピアの劇のよう」と言った人がいた)

第2楽章で弾きなおす事故があったんですが、私はそんなの大して気にならなかった。

言葉であらわせないぐらい素晴しかった!

モーツァルト:幻想曲もよかった。

よかったけど、ソナタ2番と印象がかぶるので、別の曲のほうがよかったんじゃなかろうか。

または曲順を変えるとか。

最後のベートーヴェンは正直よくわからず。

■キム・テヒョン君21才はプログラムがいいのでちょっと期待。

う、うまいッスね。

リサイタルとして、とても上手くまとめていたし、曲もよかったし、演奏もよかった!

前の10代3人との違いをみせつけた感じ。

CD、買っちゃいました。

■メガネのエフゲーニ・チェレパノフさん。唯一のカワイ。

彼の演奏は16時15分から始まりました。

遠方から来ているお客さんの中には、そろそろ電車に乗らなければいけないという方もいらしたでしょう。

私はとても腹を立てています。

ブラームスのバラードの途中、曲の区切りで、まずかなり前のほうに座っていたお客さん2人が席を立ち、出口に向かいました。

本当はひとりの演奏が全て終わるまで出入禁止なのですよ。

そして、バラードの演奏が終わったところで、バラバラとあちこちから10名近くのお客さんが、ザザーッと席を立ったのです。

客席の照明もそんなに落としてないので、当然この光景がピアニストの目に入ったと思います。

木の床なので、靴音もこつこつ響きます。

リサイタルならともかく、コンクールなんですよ!!!

人生かけてるコンクールなんです。

席を立たれたせいなのか、他の理由なのかは知る由もありませんが、チェレパノフさんは次の曲を弾いて、最後の1曲を弾かずに演奏をやめてしまいました。

■少年漫画の敵役で、ニヒルで冷血で、頬がこけてて、目が白くて、悪魔のように長いガクランを着て竹刀持ってるキャラがあるじゃないですか。

アレッサンドロ・タヴェルナさんは遠くからだとそんな風に見えます。

そんな彼が深々と最敬礼するのがミスマッチでおもしろかった。

もちろん、ご本人がそんなキャラなわけじゃありません(と思います。知らないけど)。

モーツァルトは美しく流麗。むむむ、さすが…

ベートーヴェンはよく知らない曲だけど、丁寧に弾いてらっしゃったと思います。

ブゾーニ:カルメンファンタジーは、歌劇の有名なフレーズがあちこちに登場する楽しい曲。

あの手この手でお客さんを飽きさせないのです。

感服しつつも、タヴェルナさん、上手くて聴かせるけど何かが足りない。

それは何だろうってずっと考えていて、「この人でなけりゃ!」っていうのがないからだろう、という結論になりました。

たとえばフアンチちゃん、ゴルラッチ君にはそれがあるんです。

しか~し、私のこの考えはすぐに覆されることになります。

最後のリゲティとストラヴィンスキー、恐ろしいような演奏でした。

リゲティ「眩暈」「悪魔の階段」はいわゆる現代曲でございます。

それまでのウットリさせるような音を捨て、クリスタルの刃のような音、音、音!!!

悪魔の階段は、ホント、昇っちゃいけない階段にズルズル引きずり込まれる感じ。

ペトルーシュカが、もぉ~~~~~!!!!!!!すごいっ!アンタはやっぱり悪魔だ(笑)!

ポリーニのペトルーシュカがパーフェクトなことで有名ですが、タヴェルナさんもほぼ同じスピードと音量、鋭さと正確さ(ノーミスではなかったけど、そんなの些細なことだ)でもって演奏なさいました。

いままで、生ぬるいペトルーシュカは何度も聴いてきましたけど、ライヴでこんなすごい(すごいとしかいいようがない)のは後にも先にもないんじゃないかと思いました。

タヴェルナさん、すごいよ。すごすぎるよ。ひぃぃぃ。。。

度肝を抜かれ、魂を抜かれ、頭クラクラ、千鳥足になりそうでした。

まだちょっとめまいが(笑)。

■3次予選は超ハイレベルで、恐ろしいくらいです。

今日は眠れるかどうかわかりません。。。

(多分熟睡すると思います 笑)

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2006年11月20日 (月)

浜コン2次予選3日目

今日は7名全て聴きました。しんどかったですが、おもしろかった。

では感想をば。

一日中同じコンディションで聴けるわけではなく、昼一番はどうしても眠くなるし、夕方5~6時になるとウンザリしてくるし、演奏者に罪のない部分もかーなーりー多いので、そういう前提でお読みください(笑)。

■フー・チンユンさんはショパコンの2次まで行かれた方ですね。

ショパコンのときの映像をみて「うわ、私によく似てる!」と思ったんですよ。

でも実物見たら、全然違いました(笑)。

ピアニッシモで勝負する方らしくて、し~んとした中にコロコロッと音を鳴らすのが多かった。

でも小さくしすぎて音がしないこともしばしばあったような?

ショパンop.10-2は、ひたすら右手の上を響かせて、内声と左手を極力、極力抑えた演奏。

さるマスタークラスで「左手をたっぷり歌うように」という指導を見たことがありまして、そういうものかと思ってたので、彼女の演奏は意外かつ興味深かったです。

曲の終わりは音が自然に消えるまでキープ。全曲そうだったので、もう少しいろいろあってもよかったかなと思いました。ワンパターンだと飽きるじゃないですか。

スクリアビンのエチュードは切なくドラマティックで大好きな曲!

■シューベルトの「さすらい人」幻想曲をお弾きになるので注目していた後藤正孝さん。

さすらい人を生で聴くのは初めてで、それだけでもとても嬉しかったし、感激しました。

この曲がプログラムのラストでメインディッシュです。

始まってすぐ、とてもよく弾き込んでらっしゃるのがわかりました。

それまでの曲は正直いって音があまり美しいとは感じられなくて、繊細さに乏しい印象だったんですけど、さすらい人の出だしを聴いて、とてもよく練られているというか、研究なさっただろうという感じを受けました。

第1楽章(本当は楽章じゃないのだが都合上)、コンフォーコ!でした。最初の難所(オクターブ連続上行)はちょっとスピードを落としたものの、ほんのわずかだけ。お見事。

第3楽章は歌のセンスが一番出るところだとワタクシは思っております。う~ん、色気もなくサッサカ進んでしまうのが惜しい。

第4楽章のコーダ、オニのような連続下行アルペジオ、ここで持ちこたえてくれないと曲が台無しになっちゃうのです。盛り上がりをキープしたままフィニッシュ。迫力ある良い演奏だったと思います。

■赤いドレスをお召しの水谷桃子さん。

課題曲の「ムジカ・ナラ」がとてもよかった!

ショパンのエチュードは別れの曲。なんでこの曲にしたのだろう。

もっとピチピチした曲のほうが合ってる気がするんだけど。

全体にちょっと背伸びしたか、50分が長すぎたのか、途中から調子を崩してしまったようでした。

あれはご本人くやしいだろうなあ。

「でも大したものよ」

とはTさんの弁。そうですよね。そうだと思います。

■ウクライナのパワフル姉ちゃん、ディナーラ・ナジャーフォヴァさん。

いきなりシューマンの交響的練習曲。

浜コンでの超有名曲。前回、鈴木弘尚さんが2次予選でお弾きになって会場中の涙をしぼりとり、同じ曲を3次で弾いたコブリンがかすんでしまったという伝説があります(どちらも生では聴いてない)。

それを知ってか知らずか?結構冒険じゃないかと思ったんですけど、ディナーラちゃんの演奏も素晴しかった!

あの泣けるほど美しくて長い(笑)曲を、陰翳をつけながら、持ち前の迫力と明確さをもって弾ききりました。

でも昼食後一発目にコレだったので、特に興味のない人には辛かったかも。

寝てる人もたくさんいました。

つづいて木枯らしだったか課題曲だったんですけど、どちらも爆演系超絶で、ちょっと変化がほしいなと思ったところにサワサワ系超絶の鬼火。おおぅ♪

シメがラフマニノフのop.39-6。ブラボー!すてき~!

みなさんご自分のことをよくご存知で、ちゃんとラストに魅力が最大発揮される曲を持ってくるんですね。

今日の中では、彼女が一番よかった。手が痛くなるくらい拍手しちゃいました。

■北村朋幹さんはちょっと鈴木弘尚さんを連想させるものがあります。

お顔というより、弾いている姿が似ている。繊細な感じも似ている、気がする。

モミアゲ部分をちょっと長めにして、アダルトな雰囲気を出してらっしゃいます。

最初のドビュッシー、めちゃうま~!こういう曲、お得意なんですよね。

わたしはシューベルト好きなんだけど、知らないシューベルトはダメなんですわ。

ダメっていうのはホワイトアウトしてしまうということですな(笑)。

D.568ソナタは完璧寝てました。

最後のリスト:ウィーンの夜会が終わると満場大拍手。

繊細だけどナヨッとしておらず、あのクールなしょうゆ顔(死語)とあいまってとてもいい雰囲気出してるし、実力あるし、いや~、すごいデスね。

■時間はすでに午後4時半ちかく、かなり気持ちに疲れがたまってイヤになってきました。

スラヴォミル・ヴィルクさん?知らないし、1時間外で休憩しようかな、どうしようかな、しんどいな。。。

と迷ってる間に召集ブザーがなり、演奏が始まってしまいました。

こういう気分で聞くとろくな感想は持たないものです。

第1日目のテヒュン君がいい犠牲者です(笑)。

ずっとプログラムぺらぺらやって時間が過ぎるのを待ってました。

ポーランド人でショパンをたくさん弾いたんだけど、どれもピリッとしないの。

でも終わってみれば盛大な拍手で、手を上に上げて叩いてる人もいたし、う~む、私が疲れていただけなのか。

■「意味ない笑いはバカの証拠」を旨とするロシア人らしく、ニコリともせず(緊張ってより、そもそもする気がなさそうに見える)登場。

大トリを務めますのはニコライ・サラトフスキーさん。最終学歴:モスクワ音楽院。

似てるシリーズで、この方は演奏姿勢が昆布吉先生と似てます。

鍵盤を見つめる感じとか。全部じゃないけど。

大好きなシューマン:謝肉祭をお弾きになるので、とっても期待していました。

う~ん(笑)。ちょっと弾き飛ばしが多かったなあ。最後は立派に締めくくってました。

この方もショパンop.10-1をチョイス。これで5人目です。

2次予選最後の曲はムジカ・ナラでした。

■課題曲のひとつ「ムジカ・ナラ」、すっかり覚えてしまったわ。ミスがあるとわかるもん(笑)。

両手の上行に続いてドーンと低い音が鳴ると、そろそろ終わりの合図なんです。

般若心経の「ぎゃーてーぎゃーてー、はーらーぎゃーてー」みたいなもん。

ホッとする瞬間です(笑)。

でもこの曲、いいと思います(爆)。

リズムあり、童謡?あり、5拍子あり。なんといっても曲がわかりやすい!

浜松某所のエレベーターで乗り合わせた方たちがしゃべってました。

「・・・暗譜するのよね?」「そうなの。どうやったら暗譜できるのかしら?!?」「今年のはまだよくて、○チ△ナギ先生(前回)やノダ○ラ先生(もっと前)の曲なんてもう・・・」

課題曲って一種のイヤガラセに思えてしまう。

一箇所にとどまらず新しい曲にも目を向けさせるとか、初見力と暗譜力をみるとか、わかんないけど、ちゃんとした理由があるんでしょうけどね。

課題曲の楽譜は売店で売ってます。

誰が買うの?って思いません?私は思いました。

が、購入するお客さん、かなりいらっしゃるんですよー。

そしてこの曲が始まると、みなさん楽譜をひらいて研究なさるんです。

ピアノの先生や学生さんがかなりいらっしゃる、ということがわかるわけですね。

■すでに2次の結果は出ました。

3次で「さすらい人」を弾く方がいなくなっちゃった(泣)。残念~!

クズネツォフさんが弾く、グバイドゥーリナ:シャコンヌ、この曲知ってます。

1999のブゾーニ国際コンクールでコブリンが弾いたやつがネットにあるんです。

ウルトラ現代曲。

昆布吉先生は「1990年以降の超現代曲は大キライ」と公言なさってるので、きっとやむなく弾くことになったに違いない(笑)。

(追記:ちょいと調べたところシャコンヌは1962年作曲でした。)

ざっとみて聴きたい曲をピックアップすると

・クズネツォフ グバイドゥーリナ:シャコンヌ、スクリアビン:左手のための夜想曲op.9-2

・テヒュン(巨大厚揚げとか言っておいて 笑) プロコ:7番ソナタ、ラフマニノフ:コレルリの主題変奏曲

・ゴルラッチ ベートーヴェン:28番ソナタ、ショパン:2番ソナタ

・フアンチ プロコ:トッカータop.11

・チュン メシアン:喜びの精霊のまなざし

・タヴェルナ リゲティ:練習曲8番「眩暈」、13番「悪魔の階段」 ←名前がすごいから

といったところですね。次は21日。明日は仕事しながら骨休め。

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2006年11月18日 (土)

浜コン2次予選2日目

今日聴いた5人の感想です。

昨日も今日も、ほんっとうにみんな上手くて、聴き応えのあるステージばかりでした。

そういう前提でお読みください(笑)。

■ジア・ランさんは中国の17歳。え、17歳???またもや25~6かと。。。

背中アミアミ、足スケスケの悩ましいドレスで登場。

クライスレリアーナを情感たっぷりに聴かせてくれました。わたしはこの人好き!

彼女は3次予選でシューベルトのさすらい人を弾く予定なので、ぜひ進んでいただきたい。

■エフゲーニ・チェレパノフさんはこれで浜コン3度目のチャレンジなのだとか。

それでも22歳なんです。

バルトークやリストは知らない曲だったので、よくわからず。

メインがリストのロ短調ソナタ。うーん苦手科目(笑)。

頭上を戦闘機が飛び交ってるような感じだったなあ。

■エリザベート2位のシェン・ウェンユーさん。20歳。

写真で見ると「いつもここから」の色の白い人(菊地秀規氏)に似てます。

ステージに登場した彼は小柄で、オールバックにしており、つげ義春『ねじ式』の人に似ていると思いました。

ウワサによれば、相当なテクニシャンだとか。ミスがない!という話。

昨日演奏した、クレア・フアンチさんも偵察に来ていました。気になる存在なのでしょう。

ウェンユーさん、とても当たり前に演奏しているので、すごいのかどうなのかよくわかりませんでした。

マズルカop.50-3は変わった演奏じゃありませんでしたか?

特徴的なフレーズしか知らないんだけども、それにしても、途中まで何の曲かわからなかったもん。

ドンジョバンニは昨日のフアンチさんとは少しちがって、最初は手堅く、曲の構成をよく見せるような演奏。

どっちが好きかといわれたら、フアンチさんかな。

鬼火は彼のほうがよかった。

最後のオジギでニッコリして、なんとも微笑ましい。やっぱり人間、スマイルよ、スマイル!

彼も3次予選でさすらい人を弾く予定なので、ぜひ通ってほしいデス。

■イタリアのタヴェルナさん。

髪をいっこしばりにして、メガネをかけてました。

どの曲もテクあり、表現ばっちり、色気ありでいい感じ。神経を逆なでするところがない。

きのうのサーシャ・グリュニュクと同様、リサイタルを聴いてる感じ。

とても、とてもよかったと思うんですけど、なんとなーく、こういう人って通りにくいような気がするのよね。

なんとなくだけど。

■イム・ヒョソンさんは黒地に大輪の赤い花のドレス。

ご自分の魅力をよくご存知だと思いました。とてもステキ。

ショパンのop.10-6から9の4曲を弾いたんですけど、この選曲はセンスいいと思いました。

ちょうどいいまとまりになってるんですね。

■今日のカワイイ。

クレア・フアンチちゃんを発見したので、「ミスクレア、とてもすばらしかったです!」と声をかけました。

やっぱね、感動したらそれを伝えたいのよ。

ニッコリ「サンキュウ」って言ってくれて、ほんとかわいい!声は結構低めでした。

ホールにほとんど姿をみせないらしいアレクセイ・ゴルラッチと昼休みにバッタリ。

「あいむぐらっとぅーしーゆー、あげいん!」って言ったら「お~!みーつー!」だって!キャー♪キャー♪

もぉぉ、明るくて楽しくて、カワイイ~!!!

昨日の演奏中、呼吸困難ぽくフガフガいってたので心配したのですが、なんともなさそうでした。

あれはクセなのかしらん?かなり激しくフゴフゴ(笑)。

■今年はショパンop.10-1の当たり年で、4人の方(ゴルラッチ、テヒュン、ウェンユー、タヴェルナ)が演奏なさいました。

なかでもタヴェルナさんの演奏は寄せては返す波が感じられて(それが正統かどうかはわからないが)、素晴しかったと思います。

さすらい人も明日と運がよければ3次でも聴けるし、うれしいな~。

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浜コン2次予選1日目

9人×50分、聴いてきました。

途中、イヤになりかかりましたが(笑)とりあえず全部聴いた!

以下、順不同思いつくまま感想を書きます。

■今日の目玉は、なんといってもクレア・フアンチさんでしょう。

コマネチ!コマネチですよ。モントリオールオリンピックで10.00を連発した少女。

フアンチさん、細くてかわいいんです!写真の通り。

真っ白でフワフワのドレスをお召しになり、キラキラ光るカチューシャをして、客席から「かわいいー!」って声があがったほど。

「結婚式かっ!」 ← 『欧米か!』のパクリ

と突っ込んでみましたが、はにかんだ表情も実にプリティ。

そしてピアノは、ごっつ、ごっつかったんです。

ショパン:10-2、リスト:鬼火は超ッ速で、音も抑えていたので、今何か目の前を通り過ぎましたか?って感じ。

とってもすごいことが起こったようだが、一体何?みたいな。

ショパン:アンスピ&大ポロ、音がありえないほどきれいなんです。ランランみたいにキンキラキラキラ。

どんな箇所でも絶対音がにごらないし、抑揚のつけ方もダイナミックかつ自然。

さすがの私も今日は寝ませんでした。

モーツァルト/リスト:ドンジョバンニの回想も、あっけにとられて見ていたという感じ。

50分ずっと『10.00』の札があがりっぱなし。

こういうピアニストは、私は初めて見ました。

残念ながら今日のプログラムは見事にワタクシの苦手な曲ばっかりでして、趣味に合うかどうかは別としまして、彼女はすごい才能、文句のつけようがありません。

3次予選のプログラムは、バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ、モーツアルト:幻想曲、ショパン:ソナタ3番、ラヴェル:水の戯れ、プロコ:トッカータ、となっております。

これまたごっつそうで非常に楽しみです。

■そして、今日一番のお気に入りは、黒王子、サーシャ・グリュニュク。

いかにもコンクール向けのプログラムが並ぶ中、彼だけは、まるでコンサートのようでした。

まず曲が私好み!ブラームスop.116、最初固さがみられましたが、2曲目からもう、ウットリするような演奏でした。

スクリャービンの悲愴、最初ちょっと引っ掛けたのが惜しかったけど、実にロマンティック。

ノーネクタイでボタンはずしてたのもポイント高し。

彼が登場したとき、近くにいた女の子たちが「(あなたの)タイプ?」って話してたのがおかしかった。

とても素敵な演奏だったので、同じ会場で聴いていたTさんにそのコーフンを語ったところ

「作為的(な演奏)に感じたわ。」

とバッサリ。

■かわいいアレクセイ・ゴルラッチ。

風邪ひいてるんでしょうか?ずっと鼻をすすってフゴフゴいってましたね。気の毒に。

ショパンはさすがに弾きこんである感がありました。

しかしシューマンは正直退屈。。。

う~む、全体的にもう一押し欲しかったかな。

■えっ!16才だったんですか?のワン・チュンさん。

カイザー崎谷氏同様、年齢制限ギリギリのお兄さんかと思ってたら若いんじゃん。

昼食後一発目だったフアンチさんが目の覚めるような演奏をなさったので、次に弾いた彼のところにそのツケが回ってきました。

チュンさんもとても音がきれいで、男性ならではの迫力もあります。

輝くような音でリストの超絶10番をお弾きになっているのに、ワタクシ寝てしまいました。zzz

■キム・テヒュンさんをお聴きするのは、もう4~5回目なんです。

でもこの方、わたしのセンサーに見事なくらい触れないんでございます。

今回はブラームスのソナタ3番、その前はスクリアビンのソナタ4番、さらにその前はヴァインのソナタだったかな?ちょっと怪しいけど。

重くて分厚い曲が多いので、私の理解にあまります。

目の前にドン!と巨大厚揚げを置かれたような気分になります。

私の趣味と合わないというだけで、会場からは盛大な拍手を受けていましたよ。

■マルティナ・フィリャクさんは背の高いクロアチア美人。

私の大好きなブラームスop.118-2をお弾きになりました。

本日1人目のチョン・ジェウォンさんもお弾きになったので2回聴いたわけです。

この曲、実はとても難しかったのですね。今日わかりました。

まずテンポ設定がすごく微妙で、ちょうどいい所を見つけるのが難しい。

そして、モッサリ・ブラームスにならぬよう、響きをコントロールするのが難しい!

グールドとコブリンの演奏が好きで、どちらもさりげなく弾いているように感じられ、自分の目指すところなんですけど、とてつもない高みだったのね。

もう封印しようかなあ。

リスト:パガニーニ大練習曲6番とブラームス:パガニーニ変奏曲2巻を続けて演奏なさいました。

これはとてもよかった!

■最後に登場したのはマルコ・ムストネンさん。

長い。

手も足も胴も。

そしてその長さを持て余しているようにみえました。

なんか不思議な動きをするの。小さく震えたり。

シューマンのソナタ3番、全然知らない曲なんですが、これはなかなかステキでした。

■本日最初の2名がスタインウェイで、あとはヤマハを使用。

やっぱりアクトのスタインウェイはいまひとつだということを再確認しました。

ヤマハは素直でいい音なんです。

スタさんだと音がしょぼいか、響きすぎるか、どっちか。

■明日は土曜日なので、お客さんいっぱいだろうなあ。

都合により5人しか聴けなくなってしまったけど、楽しんできます。

※毎回浜コンを詳細レポートなさっている、Kyushimaさんのコンクールレビューはこちら。とてもおもしろいですよ!

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2006年11月14日 (火)

本日のデザート

アレクセイ・ゴルラッチ、かわいい~!!!ちょっと大人びて、髪もすこーし長めですわね♪

この人のテンペストはやっぱりいいわ~!美しくて広がりがあって。

もっちろん贔屓目全開バリバリですわ。ええ?文句ございまして?

海千山千のA.K.氏を見たあとだと、さわやかさもまた一段と増して感じられるものでございます。

映像で見るかぎりは、ご登場時に笑顔がありませんでしたわね。

2階席(審査員がいる)に向かってニッコリ笑えば、確実に数票入ると思いますわ。

モチロン冗談ですわよ。でもあながち冗談じゃなかったりして。

英雄ポロネーズも落ち着いていい感じじゃありませんか。

演奏が終わりました。会場からオジサンの感嘆が聞こえます(笑)。

アリョーシャも笑顔(でも6分目)ですわね。ホッとしました。

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